ポテトを使って、デジタルクロックを動かすという、
大人の自由研究をしてみましょう。
用意するのは、DIY用のデジタルクロック。
電極用に、銅の板と、亜鉛の板それぞれ2枚。
電極をつなぐ導線、少々。
そして、今回の実験の主役、ポテトを2個。
このポテトが電池の代わりになります。
まず、デジタルクロックのリード線の、
プラスの赤い線に、銅の板を接続します。
そして、マイナスの黒い線には亜鉛の板を接続します。
さらに、短いリード線で、銅の板と亜鉛の板を接続します。
さて、電極板をポテトに挿入しますよ。
中で接触しないように、平行に・・・。
銅の板がプラス極、亜鉛の板がマイナス極。
電池を直列につなぐ要領で、
ポテトを直列につなぎます。
電極板を挿入すると同時に、
デジタルクロックは数字を表示させ、
真ん中の2つの点が点滅して、
時を刻んでいることが確認できます。
クロックには電池は内蔵されていません。
確かに、ポテトが電流を生んでいるのです。
テスターで、電圧を測ってみると ちょうど1.2V。
もしも、電池が手に入らない非常時も、
ポテトと電極板が有れば、発電できるわけですね^^
実際は、微弱な電流ですので、
もしも、スマホの充電でもしようと思ったら、
部屋いっぱいのポテトが必要でしょう(笑)