豊受山(1247m)に登りましたよ。
地元では、「おといこさん」という愛称で呼ばれる山です。
林道を、頂上近くまで車で走って、
ちょっとでも楽してやろうと企みました。
そこで、我が家のファーストカー、ジムニーの登場^^
翠波高原から、西へ尾根沿いに走り、
鋸山の近くまで行きます。
予想では、ジムニーのシフトを四駆にして、
ガンガン攻めるつもりでした。
しかし、実際走ってみると、乗用車でも全然OKな
舗装された林道でしたよ。
登山道の入口には、写真のような標識があるので
すぐにわかります。
ジムニーを路肩に駐車して、
いよいよ登りますよ!
登山道は、藪こぎすることもなく
迷うような所もなく進むことが出来ます。
ただ、写真のように掘れ込んだ溝状の登山道なので
歩きやすいとは言えません。
また、広葉樹の落ち葉が、深く積もって
足元が安定しない。
一歩一歩、踏みしめる感じで登ります。
結構急な登りが続き、息も絶え絶え。
そんな道中、ちょっと和むのがこのフライパン。
誰がいつ頃、ぶら下げたのかは知らないけれど
トータル三ヶ所、このフライパンがあります。
縁起物なので、カンカンと打ち鳴らして
再び歩き始める。。。。
フライパンを、2つ過ぎたら豊受神社の鳥居があります。
ここまで、50分位でしたよ。
ここまで来たら、もう着いたも同然。
木々の隙間から、シコチュー平野も見え隠れ。
3つ目のフライパンを叩いて、さらに進むと、
豊受神社の社がある、広場に着きます。
ここで、お参りをしますよ。
四国中央市には、日本三大局地風と言われる
「やまじ風」というのが吹き荒れることがあります。
そのやまじ風が、噴き出すと言い伝えられている
洞窟が、広場のかたわらにあります。
年に2度、地元の人達が
ここに、お団子を供えて、
やまじ風の神様に祈りを捧げるという。
豊受神社から、3角点のある場所までは、
まさに、包丁の刃のような登山道です。
雑木が生えているから歩けますが、
人がすれ違うことも困難なほど、
両側が断崖絶壁の道です。
刃の上を歩くことしばし。。。
ようやく頂上、1247mの三角点。
大体ここまで、歩き始めて1時間15分ほどでした。
アケボノツツジは、斜面の日当たりによっては
終わっている木もありますが、
なんとか持ちこたえている木もありましたよ。
木々の間から見えるシコチュー平野。
野鳥の声が、天然のBGM。
そよ風が、最高に気持ちいい。
ここで、昼食を取り、しばし休憩。
野の花も、足の運びに気を使うほど
咲き誇っていますよ。
やまじ風伝説の残るパワースポット。
山はキツイですが、満足度は高いですよ。