わが町の秋祭りは、10月の21,22,23日。
つまり今日が最終日。
ここ10日ほど、雨続きで、
しかも祭りの始まりと同時に台風接近と、
惨たんたる気象でした。
本日ようやく最終日に、台風一過の雨上りとなり、
雨覆いなしで、太鼓台が町を練り歩きます。
大きな太鼓台は、大人の太鼓台。
2つの小さな太鼓台は小学生が担ぐ、子供太鼓台。
その三台が、氏神さんである「今宮神社」集合しました。
ここで、お祓いを受け、御札を授かり、
わが町へと繰り出していくのです。
街なかの隅から隅まで、練り歩きますよ。
その太鼓台の前を、先導するのがお神輿。
そのお神輿を、さらに先導するのが天狗さん。
近くには、西条のだんじり祭や、新居浜太鼓祭り、
そして、豊浜のちょうさ祭りなど、
有名な祭りが沢山あります。
わが町の祭りは、それほど大きな祭りではありませんが
昔ながらの丁寧な祭り。
霊験あらたかさは、全く引けを取りませんよ。
大人の太鼓台の担き夫は、実はほとんどが中学生。
子供太鼓台を卒業して、大人の太鼓台に関わることの
そのときめきは、なんとも言いようのない興奮。
そうして、郷土愛が育まれる。
天狗を見て泣き叫ぶ幼な子から、
あぜ道で手を合わすお年寄りまで、
街中がひとつになる、今日の佳き日でありますよ。