今日のブログは、業務連絡を兼ねています。
アウトドア情報番組「Let’s Enjoy!!」で、
「金砂湖遊歩道」を題材に収録しようと計画してますが、
現地ロケハンのレポートをしたいと思います。
先ず、金砂湖遊歩道と言うのは、
四国中央市の嶺南地区、金砂湖周辺にある、
県立自然公園内にあります。
国道391号線を走っていると、
こんな立派な標識が出ていますよ。
その標識に従って、しばし車を走らせると、
車道が終わって、遊歩道が始まります。
その遊歩道の始まりが、なんともオドロオドロシイ、
この手彫りのトンネル。
照明も何もありません。
彼方に出口が見えるだけ。
このトンネルから始まって、
先日紹介した、翠波橋まで続くのが金砂湖遊歩道。
今回、翠波橋側から出発して、
トンネルの方へ向かって歩いてみます。
翠波橋を渡って、金砂湖北岸を西向きに歩きます。
道幅は1.5mほど。
コンクリート舗装されているところもあり、
全体にとても歩きやすいですよ。
今は家もありませんが、昔の住宅地の跡があり、
石垣や石段が今も残っています。
谷を渡るところでは、木製の橋もかかり、
橋の下の湖面には魚影も数多く写ってますよ。
ところどころ墓地もあって、
暮らしが根付いていたことがうかがわれます。
墓石を見ると、明治何年とかの数字が見えま。
途中には、小さいながら、滝もいくつかあります。
滝の名前があるのかどうかは分かりません。
湖面に沿って続く遊歩道なので、
登ったり下ったりがほとんどなく、誰でも楽に歩ける、
老若男女問わず楽しめるルートです。
住宅地跡には、五右衛門風呂の釜が
残っていたりしました。
翠波橋から、のんびり歩いて1時間ほど、
湖面に何やら、大きな構造物が佇んでいます。
これは、索道の鉄塔の土台跡。
佐々連鉱山が稼働していたころ、
鉱石を港まで運んでいた索道の中間鉄塔があった名残りです。
そんな歴史的な遺跡を見ながら、
遊歩道を進んでいくと・・・・・。
なんと!
突然、遊歩道が湖面に水没しています。
どうやら、ここ最近の豪雨などの影響で、
崩落してしまっている模様。
何とも無残な姿。
かなり規模の大きな崩落なので、
ちょっとやそっとでは、修復できそうにはありません。
まあ、そうは言っても、
県立の自然公園ですので、
近いうちに、回復工事が始まると思います。
とにかく、今は、全線通して歩くことは出来ない。
と言う、ご報告であります。