上海土産


仕事ですから、基本的に
何方様へもお土産は無しです。
ただ、海外出張の場合、
自分用として、行った先々で「ご当地ナイフ」を探すようにしています。
子どもが、ご当地ドラえもんや、ご当地キティーちゃんを探すようなものです。
今回も、また見つけましたよ。

中国古来の京劇のお面をモチーフにした
ビクトリノックスのナイフです。
立派な化粧箱に入っています。

蓋を開けると、そこにもお面の絵が描いてあり
ナイフが、その一部に埋め込まれています。
お面の一部が、ナイフの柄の部分にも描かれているのです。
なかなかいいでしょう?

「家来福」(カルフール)の中で発見しました。
これはかなりレアなんじゃないかと
一人ほくそ笑んでいるのですが・・・・・・。


上海横丁


中心地に人民広場という公園があります。
その公園のすぐ傍に「新天地」という所が。。。。
その一角に足を踏み入れると、まるでヨーロッパの街角のよう・・・・。

レンガの壁や石畳が、レトロ&モダンな雰囲気を漂わせています。
レストランや、バーなどが軒を連ね
オープンカフェが、優雅な時間を演出してます。

狭い路地の奥にも、両側に
コジャレた店が、隠れるようにあって
迷路のように路地と路地が繋がっている。

何処を切り取っても、絵になる街角。
中国・上海じゃないみたいでしょう?

店の裏路地で一服している 店員さんさえ絵になる。。。。

どこでコーヒーを飲もうかと、
3周くらい回りまわって、
結局、大通り沿いのスターバックスコーヒーに
落ち着いてしまった。

上海の、違う一面を見せる
ここは「新天地」


上海飲茶


中華料理と言えば、こってり系のガッツリ系という印象が強いけど、
そう言えば、飲茶という手段も有ったんですね。
泊まっているホテルではなく、
ちょっと離れたところにある「シャングリラホテル」
そこの飲茶を体験しました。

システムは簡単。
メニューリストが渡されるので、
その中から食べたいものを選んでチェックを入れるだけ。
つまり、庶民的に言うと 食べ放題です。
環太平洋地域に、48のホテル&リゾートを展開する
シャングリラホテルのメインレストランですから、
かなり、お上品な雰囲気。。。。。
席に着くときは、蝶ネクタイのお兄さんが
ちゃあんと椅子を引いてくれましたよ。

しかし、一つがどのくらいの量なのか分からないので
適当に注文してみました。
しばらくすると、さあ!次から次、運ばれてきます。
そして、どれも外れなく美味い!!

一つ一つは、そんなに大きくないと思っても、
次から次へと連打されて、後半ボディーブローが効いてきた。。。。。
レシートを見てみると、17品目も注文してる。
しかも、中には2人前注文しているのもある。

かなり、必死で頑張ったんですが、
最後の2品が来る前に、おあいそをして
そそくさと退散しました。
飲茶という文字から、軽い食事のイメージですが
ところがどっこい、余程の覚悟がないと
こいつはなかなか手ごわいですぞ。。。


上海食堂


さあ、今夜は何を食べようか・・・と
ぶらぶら歩いていると、なんとも懐かしい看板が!

毎度おおきに食堂の、フランチャイズ店ではないですか!
中国にも進出しているとは聞いていましたが
こんなところで突然発見しました。
その看板の、字体やデザインも全て日本と同じです。
今夜の晩飯はここに決定!

店内のスタイルやシステムも全く同じ。
店員さんはみんな中国の方ですが、
日本語上手です。
入ってすぐ「玉子焼きはいかがですかぁ~~!」
と、声かけるところも全く同じ^^
お盆に、順々に取って行って
最後にご飯とお汁とお会計。
さて、今夜のチョイスは・・・・・

なんともオーソドックスな取り合わせ^^
これで52元。680円くらい。
まあ、大体同じくらいですね。
炊きたて釜炊きご飯というだけ有って
日本と変わらない柔らかい、美味しいご飯です。
肉じゃがも、鮭も、全く変わらない・・・・。
それだけ、味付けの管理もされているんでしょうね。

そして最後に、返却口に持っていくシステムも同じです。
この一点だけ、ちょっと心配になるんです。
自ら、食べ終わったものを下げるなんて
こちらの人が外食する際には、基本ありえないから。。。。
でも、しばらく観察していると・・・・。
利用客のほとんどが、現地の人ですが
どんなおっさんも、ちゃあんとお盆を持って返却口へ・・・。
これがホントの民主化・・・・・・・・とは言わんわなぁ。


上海昼飯


仕事場での昼食は、もっぱらパン食です。
客先の社員食堂も、立派なものが有るんですが
スンゴイ人数の現地人の中に入って行くのが
どうも腰が引けて、ついつい詰所でパンを食べる日々です。
それと、もう一つ、このパンがメッチャ美味しいんです。
中でも一番お気に入りがこれ・・・・・。

分類から言うと、デニッシュの種類でしょうね。
表面の胡麻が特徴ですが、手に持つとずっしり思い。。。。
実はこれ、アンパンなのです。

日本のアンパンも、上に胡麻が散りばめられているのがありますが
あんこと胡麻は、相性が良いのですね。
デニッシュ生地の食感と風味が、
アンコとの相性、抜群です。
これと同じ種類でチョコ入りもあります。
そして、もう一つ。。。。。

これも、デニッシュ系で、うずまき型です。
これは特に何も入っていませんが
微妙に砂糖がまぶしてあって、
デニッシュの層から湧き出すバターの風味と
結晶化した砂糖がいい感じ。

渦巻きの、バターの層に沿って
ぐるぐるほどきながら食べます。
これらのパン。
実は、ホテルでの朝食バイキングに並んでるもの。
それをこっそり、紙ナプキンに包んで、かばんに忍ばせるのです。
日本では、恥ずかしくてなかなか出来ないけど、
ここは中国。
チベットのそのまた奥地から出てきた田舎者のふりをしてれば 大丈夫。
だって、美味いんだも~~ん。


上海スイーツ


お待たせしました^^
って、それは自分か・・・。

「85℃」という、ケーキ屋さん。
といっても、基本的にベーカリーです。
近頃のおしゃれなパン屋さんと同じように
片隅がカフェになっていて、買ったパンを食べられる。
試食もふんだんに有って、いろいろ食べてみる。

無口な渋い感じを装って、2点ほど指差し 注文する。
種類が多いので、迷いに迷った結果、
komachiプリンによく似た、プリンに決定しました。
「85℃」の由来はわからないけど、
なかなかおしゃれなロゴじゃあないですか?

奇を衒ったような小細工は無し。
まあ言えば、正統派。
komachiプリンより、ビンのくびれがキツイくらい^^

さて、お味は・・・・。
これが、意外にも甘くない。
もの足らないくらい。。。。。。

スプーンがカラメルまで達して、
混ぜ返してみても、甘さは控えめ。
濃厚な感じは凄い有る、けど、
甘さは控えめ。。。
激甘を、想像していたので、肩透かしくらいました。
以上。
えっ?
もう一個?
ああ、これのこと?

これ、頭痛するくらい甘い!
多分、ミルフィーユのたぐい。
でも、食べた実感は、
キャラメルで作ったパイを、スポンジ落雁で挟んだ。・・・みたいな。
プリンと足して2で割っても、甘さが勝つ。。。。的な。
でも、ホテルの薄暗い部屋で飲むインスタントコーヒーには
微妙に、ええ感じ。。。。でしたよ。


四川海老


漢字だらけのメニューの中でも、炒飯だけは読める。
もう一品がとんでもないものでも、
とりあえず炒飯があれば晩飯にはなる。
という訳で、今夜も先ずは炒飯。。。。

これがまた、外れなく美味い!
絶妙なパラパラ感と、香ばしさ。
日本なら、鍋肌に醤油を垂らしたりしますが・・・。

そういう「醤系」の香りではなく、
色から見ても、あっさりした感じ。
それなのに、ダシが効いた様な旨みがふんだん。
安心したから、次は冒険。
もう一品は、「四川」の文字と「海老」の文字。
エビチリ系かと思いきや!!!!!

またもや、唐辛子のてんこ盛り!
丁寧に、唐辛子を避けながら・・・
海老は殻ごと頭から。
例によって、辛いけど美味い。
そして、美味いけど辛い。

スープは、どえらい辛いけど、
幸い海老には染み込んでいない。
したがって、海老だけを上手に食べたら
いや、それでも相当辛い。
でも、すぐ次の海老に箸が伸びる美味さ。
焼けるような口に、炒飯が火消し役。
対面のガラスに映る自分が、茹で蛸のようになっている。


上海看板


街を歩けば、おなじみのファーストフード店が軒を連ねています。
でも、それらの当て字的ロゴが面白い^^
先ずは、マクドナルド。

確かにバンズは、麦から作られていますね。
音読みすると、なんとなく空耳アワーのように
聞こえるような聞こえないような・・・・・・・。
続いて、ケンタッキーフライドチキン。

これは、ケンタッキー。
誰がこれらを考えて、決めるのでしょうね。
あんまし 悪意に満ちてもいけないし・・・・。
自己申告するんでしょうかね。
この字で、ケンタッキーと呼んで・・・・と。
次は、スターバックスコーヒー。

スターは、そのまんま「星」になってますね^^
スタバはこちらでも人気が有るようで
かなりな密度で、店舗展開されています。
さて、次はファミリーマート。

これは音読みでは似ても似つかない。
でも、なんとなく意味が判るような・・・。
この他に、ローソンも見かけます。
が、しかし、中国独自のフランチャイズ店がやはり多いですね。
コンビニは「便利店」と書いてます。
ちなみに、出張族の夜の友「スニッカーズ」

こんな風になっております。
「士力架」 「しりっかぁ」 「SNIKERS」
まさに空耳アワーですね。


上海散歩


再びやって来ました。
上海の中心地から程近くに
「黄浦河」という川が流れていて
その辺りは、「外灘(ワイタン)」といって
観光スポットになっています。

川を隔てて向こう側は、超高層ビルが立ち並んでいます。
まるでSF映画の、未来の世界のようでしょう?
左端の三本足の塔は「東方明珠塔」といって
高さ468mのテレビ塔です。
その近代的な対岸に対して、こちら側は・・・・

歴史を感じさせる、ノスタルジックな建物の数々。
19世紀ころ、イギリスを始めヨーロッパ各国が
ここに銀行を建てた名残だそうです。
どの建物も、ひとつひとつが現役で、
しかも、文化財的価値があります。

ライトアップされた、ノスタルジックな建物は
まるで中世にタイムスリップしたみたい。。。
なんとも不思議なムードです。

そんな、町並みを歩きながら
対岸の近代的ビル群を、動画で撮影してみました。
上海の散歩気分を、味わってみませんか?

携帯はコチラ


玉藻公園


もしや、桜は終わっているのかなと
思いながら日本へ帰ってみると
まさに、真っ盛り!!

陽気に誘われ、高松の玉藻公園の
桜の庭を訪れてみました。
ちょうど昼時。
宴もたけなわ。
春らしい、暖かな空気に包まれています。

我々も、高松駅の売店で
駅弁を買って持ってきました。
「あなご弁当」と「たこ弁当」

ちょうど目の前に、八重の桜が咲いていて
これがなんとも、淡い感じで美しい。
なんという種類の桜でしょう。

今年も無事、桜を愛でる事が出来た。。。。
そういう事にも、感謝したくなる今日この頃です。