ブリキのおもちゃ収集で有名な
北原照久氏のコレクションを通して見る、
現代アートと時代を映すおもちゃ展。。。
北原氏が愛蔵している10万点を超えるコレクションの中から
33人の作家による夢や遊び心がふんだんに取り込まれた
心をときめかす現代アート作品を展覧するとともに、
ブリキのおもちゃなど古き時代を映してきた玩具、
併せて約650点が一堂に展示されています。
展示物の、点数の多さに圧倒されました。
ただ、写真撮影が禁じられていたので
お目にかけられないのが残念です。
従って、今回載せている写真は、
美術館の外向きのウインドウに貼られていた
ポスター類のいくつかです。
北原照久氏といえば、
鑑定団でブリキのおもちゃの鑑定をするイメージですが
そこからとても深く掘り下げられていて、
そのコレクションの幅の広さに圧倒されました。
入るまでは、クラシックなおもちゃを見て
懐かしく感じるんだろうと、
漠然と思っていたのですが、
ところがどっこい!
その展示のアクティブさは、
見ていくうちに、スポーツのような
心地よい疲れを感じてきましたよ^^
例えば、この荒木博志氏の「ASTRO BOY」。
今にも目を開けそうな、等身大のアトム。
アトムの心臓は、後ろのオーディオアンプにつながっていて
音楽が流れるようになっています。
例えば、手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄、
ちばてつや、などなど、トキワ荘の住人が
一枚のボロっちいカーテンに寄せ書きしているものなど
鳥肌ものの展示が山ほどですよ^^