「写真入門」カテゴリーアーカイブ

クローズアップレンズ


 

 

被写体に、ググッと寄った写真が撮りたい。

そんな時、本来はマクロレンズを使用する。

 

でも、それって、とっても高い。

 

そこで、お安くそれを実現する

秘密兵器がありますのでご紹介しましょう。

 

 

それが、このクローズアップレンズです。

フィルターのように、レンズの先端に付けて使います。

No.1からNo.3までありますが、

我が家には、2と3がありました。

 

 

このレンズは、1枚ずつ使っても良いし、

何枚か重ねても良い。

要は、虫眼鏡を先っちょに付けたようなものです。

では、キャンディーを撮ってみましょう。

 

 

被写界深度が、すごく浅いので

「ま」にピントを合わすと、それ以外の字はボケていますね。

 

この特徴を、生かして撮ると

なかなか面白い絵になります。

次は、ビー玉を撮ってみました。

 

マクロレンズのように、シビアな描写は出来ませんが

かえってそれが、いい味になることもあります。

レンズの収差で、ソフトフォーカスになってますね。

 

 

花芯の手前にピントを合わせると、

すぐ奥はもうピンボケ。。。。

被写界深度の浅さは、ハンパない^^

 

 

マクロレンズの10分の1程の値段で、

結構、楽しめるクローズアップレンズのご紹介でした。

 

 


ポラロイド型えんぴつ削り


 

 

街の花屋さんの2階が、雑貨コーナーで、

そこで面白いものを発見しました。

 

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まずこちらは、私のコレクションである、

ポラロイド、「ランドカメラ1000」です。

 

赤いシャッターボタンを押すと、

前から、フィルムが出てきます。

 

レンズ下の、エプロン部分にある

レインボーラインが特徴的でしょう?

 

 

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こちらが今回発見したもの。

なかなか良く再現されていますね。

 

二つを並べてみましょうか。。。

 

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こんなに大きさが違います。

 

ファインダーの位置が左右逆です。

あと、レインボーの部分が2色になっている。

 

実はこれ、鉛筆削りなんですよ。

 

 

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本来、フィルムが出てくる所から、

鉛筆の削りかすが出てきます。

 

その様子が面白くて、つい鉛筆削りすぎるのが、

難点と言えば難点です。

 

 

 


デジアナポラロイド写真のススメ


 

 

デジタルとアナログのコラボで、

ポラロイド写真を作るというアイデア。

 

ふと思いついたので、やってみました。

 

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きっかけは、観光地にある顔出し。

 

例えば、金毘羅さんなら、

森の石松の顔の部分の穴から顔を出して、

記念撮影をする、あれですよ。

 

今時、そんなのするのかなと思いきや、

スマホやデジカメで、みんな手軽に写真が撮れるから、

この顔出しが、どこでも人気なんですね。

 

そこで、ポラロイド写真の枠を作って、

顔出しみたいにしてみたらどうかなと、思った次第です。

 

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文房具屋で、上質紙の桐、極厚というのを買ってきました。

 

これを切って、ポラロイドの枠になる部分を作ります。

 

私は、このブログのために毎日、

写真にポラロイド風の枠をつけていますが、

それをアナログでやってみようというわけです。

 

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さて、枠が出来たら

切り取りたいものの前に枠をかざして、

それをデジカメで写真に撮ります。

 

出来上がった写真は、

大きなポラロイド写真を

持っているようにも見えるでしょう?

 

DSCN8741

 

片手でデジカメを持って、

片手で、この枠を持って、

試しにいろいろ切り取ってみました。

 

だいたいイメージ通りになってきたぞ。

 

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今夜は、こうしてひとりで家の中をいろいろ

切り取ってみましたが、

例えば、この枠を持った人が、

顔だしのように枠から顔を出して、

それを写真に撮るとか・・・・。

 

アウトドアなどの楽しいイベントを、

この枠を使って、スナップを撮っておけば、

一味違った記録が作れそうな気がするんですが・・・。

 

DSCN8740

 

もうひとひねり、工夫したいところですね。

 

応用すれば、例えば七五三の写真や、

それこそ、年賀状の写真などにも

使えそうな気がするんですが、いかがでしょう?

 

もう少し、練ってみます^^

 


泡で撮る


 

 

今年は炭酸水をよく飲みました。

それも、純粋な炭酸だけの甘みのないタイプ。

いわゆる、ソーダ水。

これに慣れてくると、もうミネラルウォーターには戻れない。

 

 

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中でも、ウイルキンソンがいいね。

 

喉への、刺激がキリリと快感。

 

カロリーも気にせず、グビグビいけるのがいい。

 

 

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この炭酸の泡を見ていると、またまたレンズに見えてきた。

ソーダ。

いや、そうだ!。

これで写真を撮ってみよう。

 

 

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コンデジの、フォーカスモードをマニュアルにします。

 

オートフォーカスのままでは、瓶の表面に合ってしまうのです。

 

では、どこにピントを合わすかというと、

いろいろやってみた結果、

泡の向こう側の表面に合わせると、

その向こうの景色が、くっきりと泡の中に現れる。

 

 

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泡は順々に浮かんでいって、

すぐになくなってしまう。

 

そしたら、瓶を振ってまた泡を発生させる。

そして、写真を撮る。

 

そのうち、ソーダ水は生ぬるくなって、気も抜けて、

とっても不味い飲み物になってしまいますが

当方は一切責任は持ちませんので、自己責任でどうぞ^^

 

 


コンパクト カメラサポート


 

カメラに取り付ける便利グッズをご紹介しましょう。

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チタンシルバーと、ゴムのブラック、

そして、コイルばねのシルバーがメカっぽい^^

 

大きさは、5cm X 2.5cm。

厚みが5mmほどのものですよ。

 

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3つ折りになっていて、

広げるとこのように自立します。

これを、カメラの3脚穴にネジで固定するのです。

 

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つまり、このような台ができるわけです。

この足は、バネの力で適度なテンションがかかっていて

そう簡単には動かないようになっています。

 

 

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足の角度を調節することによって、

カメラのアングルを変えられます。

 

前後の足は、細くて丈夫な糸でつながっています。

 

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手ブレが気になるとき、例えば料理の写真など、

長いシャッター速度でも、綺麗な写真が撮れます。

 

もちろん、記念撮影にも役立ちますね。

 

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折りたためばコンパクトになるので

カメラに取り付けたままでも邪魔になりません。

 

また、そのままでも3脚に取り付けられるネジ穴もあります。

 

マンフロットという、イタリアのメーカー製です。

 

 


コンデジを革張りにするの巻


 

先日導入した、我が家のメインカメラ。

ニコンクールピクスP340。

これを、革張りにしてカスタマイズしてみます。

 

 

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とは言っても、こんなキットがあるんですよ。

「Japan Hobby Tool」というところから出ている

貼り革キットです。

いろんなカメラ用に、取り揃えられていますよ。

 

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これが貼る前の姿。ビフォーです。

これはこれでシンプルで良いのですが、

革を貼ることによって、スタイリングに加え

ボディーの保護にもなるというわけです。

 

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貼り方は超簡単。

すでに、精密にカットされて、

ウラ面には両面テープが全面に貼られています。

 

まず、貼る部分をきれいに清掃して、

あとは、ラインに合わせながら、そっと貼り、

最後にしっかり押さえつけて出来上がり。。。

 

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はい、これがアフターです。

どうです?ちょっと高級感出ましたか?

撮れる写真の良し悪しには関係ないのですが

撮る楽しみからアゲテいこうというわけです(笑)

 

 


オリンパスPenで撮ってみたの巻


 

1964年に発売されたオリンパスペンワイド。

久しぶりに、フィルムを入れて撮ってみました。

 

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カメラは古くても、フィルムは新しいので

普通に、今の写真になると思いきや、

なぜか、撮れた写真はどれもレトロ感満載^^

 

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川之江商店街の日曜朝市で、スナップを数枚撮りました。

これはその中の一枚。

ある、お菓子屋さんの前がオープンカフェになってました。

 

ピントは3mに固定。

それで、2.5mから無限遠まで、ピントが合います。

シャッター速度は125分の1。絞りは5.6。

 

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こちらも川之江の商店街。

設定は同じ。

 

ジジ・ババばかりの風景に、リカちゃんが異様に見えました^^

 

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これは、我が家の居間。

シャッター速度は30分の1。絞りは2.8(開放)

 

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これも、我が家の居間の窓辺。

 

 

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その窓辺から見た、製紙工場。

 

 
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池田池の菖蒲園に行った時のスナップ。

 

今、フィルムをキタムラに持っていくと

現像して出来上がってくるまでに5日ほどかかります。

PENはハーフサイズなので、24枚撮りで48枚撮れますが

それを全部プリントしたら3000円近くかかります。

 

フィルム写真は、ある意味贅沢な趣味と言える時代ですね。

 

 


動画と静止画を同時に撮る工夫


 

近頃、動画を共有する機会が多いですね。

雰囲気を簡単に伝えるには動画が手っ取り早い。

 

しかし、写真もしっかり撮りたい。

 

一人で両方を撮るのはなかなか難しいですよね。

そこで、こんなものを作ってみました。

 

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作ってみたといっても、

実際は廃品利用したわけですが・・・。

 

このアルミのバーは、昔使っていたストロボ用の固定バーです。

それを使って、カメラを2台、連結してみました。

 

 

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デジイチとミラーレスを2台一度に操作するわけです。

デジイチで写真を撮りながら

ミラーレスで動画を撮るというわけです。

 

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それにしても、2台ドッキングすると

めちゃめちゃ重たい。

 

明るい昼間ならなんとかなるけど

ちょっとシャッター速度が遅くなる条件なら

3脚は必須ですね。

 

DSC_6454

 

これで、例えば菜の花越しの電車を撮るとしたら

遠くから近寄ってきて、

菜の花を揺らして通り過ぎる動画と同時に

置きピンで狙った静止画を

一度に撮れるというわけです。

 

この週末あたり、天気が良ければ

試してみたいなあと思うのでありました^^

 

 


タイムラプスの作り方


今日は、タイムラプスについて書きましょう。
先ず、先日のデイキャンプの様子をご覧下さい。

30分間の映像を、1分15秒間の動画に仕上げました。
これをどのようにして作るのか?
順を追って説明いたしましょう。
今回の撮影は、5秒間に1回シャッターを切るという
インターバルタイマー撮影を行いました。
この、インターバル撮影機能は、
備わっているカメラと そうでないカメラがあります。
また、カメラに備わってなくても、
オプションのリモートレリーズにその機能があって
インターバル撮影が出来るカメラもあります。
詳しくは、カメラの取説、あるいはメーカーのサイトで確認してみてください。
カメラがブレないように、しっかりと三脚に固定して
スタートすると、5秒ごとにシャッターが切れて
合計360枚の静止画が撮れるというわけです。
この360枚の静止画を、ペラペラ漫画の要領で
動画に仕上げるのです。
今回使ったのは、Windows純正の無料ソフト「ムービーメーカー」
ソフトを起動したら、360枚の静止画を読み込みます。

続いて、一枚の静止画の表示時間を設定します。
再生時間のプルダウンメニューには最短1秒の表示ですが
手動入力で、0.01秒から設定できます。
今回は、0.2秒に設定しました。
この時間は、再生して確認しながら微調整するといいですね。
全コマを同じ表示時間にするためには
全体を選択しておいて、一括設定します。

これで動画は完成ですが、タイトルやキャプション、
クレジットなどを入れると、雰囲気が出ます。
また、その表示方法もいろいろ設定できます。
また、静止画だけでなく動画を挟むこともできます。

タイムラプスのテンポの良さを壊さないために、
動画も若干早めに再生すると
一連の流れがスムーズです。
また、非日常な雰囲気が、妙におしゃれです^^
動画を挟んだ、ランチタイムの様子をどうぞ・・・。

仲間が集まったら、普通の記念撮影とは別に、
片隅に、インターバル撮影カメラを置いておくと
生々しさのない、小粋な思い出動画ができますよ^^


水玉に閉じ込めろ!


とある写真関係の本に、
水玉に被写体を閉じ込めるというのが載っていました。
雨降りなど、葉っぱに水滴がついていて
その水滴の中に、例えば向こう側にある
花がくっきり水玉レンズに写っている。
そう言う写真がありますよね。

それを机上でやってみようと思ったわけです。
馬の置物を閉じ込めてみましたが分かりますか?
水玉の一つ一つに、馬の置物が映っています。

少し拡大してみましょうか。。。。
馬の向こう側には、テレビが写っているんですよ。
次は、スヌーピーを閉じ込めてみましょう。

背景に、ぼんやりとスヌーピーが居て、
水玉の中には、それぞれスヌーピーが収まっています。
さてこれを、どうやって撮っているかと言いますと・・・・

このように撮影しています。
スヌーピーと、カメラの間に
泡の入ったアクリル板を置いています。
これで、泡のどこにピントを合わすのか?
いや、スヌーピーにピントを合わすのか?
ファインダーを覗きながら、いろいろやってみましたよ。
それがどうしたの?と聞かれると
全く答えに困るのですが、
カメラ小僧の興味は、浜の真砂が尽きても
尽きることを知らないのでありました。