四国中央市の海岸線で、岬と呼ばれるのは
西の端、新居浜との境にある天満岬。
そして、東の端、香川県境にあるこの余木崎。
ここ余木崎には その昔「マリンセンター」という
一大?レジャーランドがあったんですよ。
もうその事を知る人も、少なくなってきたなあ。。。
我々世代は、「西のりんりんパーク」「東のマリンセンター」
ついでに「新居浜の近鉄観光センター」と言うくらい
夢のテーマパークでありました(笑)
今は、香川県側に道の駅とコンビニがあって
愛媛県側に夏場は海水浴場が開かれるだけの・・・
あ!もう一つセルフのうどん屋さんもありました。
マリンセンター跡地は、コンビニの駐車場と化してます。
まるで、強者共の夢のあと。。。。
そんな余木崎ですが、地形は立派な岬です。
人々に忘れ去られたような岬ですが
機会があれば是非その先っちょ感を体験してください。
愛媛県と香川県の境目感?も、感じられます^^
潮が満ちていると、防波堤まで波が来てます。
したがって、おススメは大潮の干潮時です。
海岸の岩を伝って歩くと、その岩の形の面白さに気付くはず。
地質学の事は良くわかりませんが、
そこにある石という石、岩という岩、どれも不思議なんですよ。
岬の崖の所は、押しつぶされたような
層になった岩で出来ています。
崖が終わって、海岸へ続くところは
「鬼の洗濯岩」のような形。
そして、洗濯岩を近くで見ると
これまた、不思議な模様がいっぱいです。
誰かがカッターで切れ目を入れたような人為的な模様。
こんなに割れ目がいっぱいなのに、
触れて見ても、動く気配はない。
さらに見ていくと・・・・・・
この割れ目が縁取りされているところがあるんです。
割れ目の部分が変色して、
しかも若干盛り上がった感じになっている。
不思議な現象でしょう?
そして、潮溜まりも小魚や小海老や蟹や磯巾着や
ちょっとしたビオパークですよ。
でも、夢中になって潮が満ちてくると
帰れなくなりますから要注意です。