ポケットカイトで風をつかまえろ。


 

 

羽田の国際線旅客ターミナル5階。

TOKYO POP TOWNで見つけた、こんなもの。

 

JAM_1233

 

ポケットサイズに収納して、携帯できる骨無しカイト。

 

『風を感じたら、凧あげしよう!!』

このキャッチに惹かれましたね^^

 

 

 

JAM_1235

 

小さく折りたたまれたカイト本体と、

タコ糸と、そしてケースが付いています。

 

 

JAM_1241

 

ケースは、この通り手のひらサイズ。

これなら、手軽に持ち運べますね。

 

 

JAM_1237

 

カイトを広げたらこんな感じ。

 

2本の足が付いています。

骨は無いのですが、どういう仕組みなのでしょう?

 

 

JAM_1239

 

この黒い部分が、トンネル状になっていて

ここに風をはらんで、空気で膨らんだ骨になる設計です。

 

なるほど!フィールドで試す日が待ち遠しい!!

と、思っていたらその日はすぐに来た^^

 

 

JAM_1590

 

そう、梶ヶ森ピクニックで早速試しました。

ゲイラカイトなら、バス釣りのシステムを使うのですが

揚力が弱そうなので、付属の細いタコ糸を使います。

 

風は、かなり強いので、凧を揚げるというより

レジ袋に糸を付けて、

風になびかせているような・・・(笑)

 

 

JAM_1582

 

足は付いているけど、そちらを下にして

安定するということはなく、

ただ、風まかせにスピンするばかり。。。。

 

 

JAM_1581

 

この、お手軽カイトのキャパにとって、

山の風はあまりにも強すぎたようです。

 

また、条件を変えてチャレンジしてみたいと思いますが

まあ、お正月の凧揚げくらいの

ほのぼのしたムードで揚げるほうが良いようです^^

 

 


別子山村森林公園、ゆらぎの森


 

朝晩涼しくなったとは言え、

平地の日中は、まだまだ灼熱地獄。

犬連れ家族の出かけ先は山しかない。

 

というわけで、フェイスブックで紹介されていた、

ゆらぎの森を訪ねてみました。

 

ここには、日本最大のパーゴラがあります。

なんと直径が45mもある巨大な藤棚ですよ。

 

藤棚の下に入れば、そよ風が心地よく、

灼熱地獄のことを忘れさせてくれます。

 

 

隣にはオーベルジュがありますよ。

いわゆる、郊外型の宿泊施設併設レストラン。

 

宿泊しなくても、ランチはいただけるようですが、

わんこ連れなので、パ-ゴラの下で弁当だ。

 

周辺全体が、森林公園になっていて、

遊歩道が整備されています。

 

ヒグラシの声や、小鳥のさえずりを聞きながら、

てくてく散歩しても汗ばむこともない。

快適なウォーキングが楽しめます。

 

遊歩道の所々に、東屋があり、

木々には、名札がかかっていて、

山野草も植栽され、散歩しながら

森林浴もできるという、

贅沢な遊歩道です。

 

そろそろ松茸の出る時期ですが、

おどろおどろしい、キノコしか発見できませんでした。

 

 

33.859907, 133.426393

 


オランダの職人さんが焼くパン屋さん


 

我が町に、新しいパン屋さんがオープンしました。

 

その名も「Bread & Chocolate co.」

パンとチョコの店。

 

 

なんと、職人さんはオランダ人だそうです。

つまり、ヨーロッパ系のパンだ。

 

隣の新居浜市には、

スイス人が焼くパン屋さんがあるし、

土居町にはイタリア人のピザ屋さんがあるし、

寒川町には、フランス人のカフェがある・・・。

 

この辺りも国際色豊かになったものです。

 

オランダでは、一日一回しか、火の通ったものを食べない。

そんなことを聞いたことがあるのです。

 

言い換えると、火を通さなくても食べられる食材が、

豊富に揃っているという意味でしょう。

 

私も、仕事で十数回オランダに行きましたが、

朝食のビュッフェでは、食品の種類の多さが、

他国に比べ、群を抜いていたように思います。

 

 

 

ハムやソーセージなどの、肉の加工品。

そして、チーズの種類もとても多い。

その他、パンに塗るパテの種類もやたら多い。

 

そして、それらと一緒に食べるパンの種類が、

これまた、とても多いのであります。

 

主に、表面が固くて、中もしっかり詰まっていて

重量感のあるパンが多かったように思います。

 

よく言われますが、噛めば噛むほど味がある・・・

そういう種類のパンですね。

 

今日買って帰ったパンたちも、

それぞれが、たいへん味わい深いものでしたよ。

 

薄く切って、ちょっと炙れば、

それだけで酒の肴になりそうなくらい。

 

ま、実際、昼間からビールを飲むのが、

珍しくないお国柄ですから、

ビールのお供に、合うのもうなずけると言うものです。

 

 

さて、チョコレートの方はと言うと、

これらは、スイスで作られているんだそうです。

 

オーガニック原料にこだわり、

しかも、フェアトレードを謳っています。

 

フェアトレードというのは、

優しく言えば、生産者の思いに見合った値段で

取引されたもの。。。

それは、一周回って、良質なものが仕入れられるいう、

トータルで未来的思考の流通形態。

 

そんな貴重なチョコを、一つ一つ、

伊予和紙で手包みした、見た目も洒落たチョコ。

 

 

試食のひと欠けを味見したら、

チョコ好きの身としては、

カカオ依存症の症状が現れた。

 

ついつい、ブラウニーにも手を伸ばしてしまいました。

 

 

身近なところで、重厚なパンが手に入る。。。

 

そうなると、付け合わせる美味しい何かを、

色々工夫しないとね。

オランダ本国風に、ニシンの塩漬け「ハーリング」を

挟んで食べたら、そりゃあ、美味いでしょうね^^

 

これ書きながら、この時間に、また、腹減ってきた・・・・。

 

 


星空探検隊は今日も行く


 

先日、TVの収録で星空観察会を開催して、

星空撮影にハマってしまった^^

 

今夜も、我が家の裏山「翠波峰」の頂上へ、

星空撮影に出かけて参りました。

 

これまで、天体写真といえば、

お月さんの写真くらいしか、撮ったことがなかった。

 

一夜漬けで、塩塚高原の収録に挑んだものの、

思ったような写真が撮れませんでした。

 

ISO感度を上げすぎて、

ノイズが目立ってしまったのです。

 

絞りは開放で、3.5のまま。

シャッター速度も15秒で同じ。

ただ、ISO感度を2000から、

800まで落としてみました。

 

 

 

 

 

ノイズは大分減ったものの、

今度は、細かな星の写りが少ない。

 

こうなってくると、やはり明るい広角レンズが欲しい。

今使っているのは、TAMRONの18~200mmの

ズームレンズ。

 

単焦点が欲しくなる。

そして、35mmフルサイズのカメラも欲しくなる。

 

たかが、星空撮影ですが、

どろ沼に片足突っ込んでしまった模様。

ヤバいことになったぞ。。。。

 


杉板でパンプレートを作る


 

ワークショップのレポートです。

 

JAM_6886

 

今度は、杉板を使って「パンプレート」を作ります。

厚さは1cmもないくらい。

 

木目の濃い色のところが浮き出ていて

薄い色の部分は凹んでいる、浮造りになっています。

 

JAM_6890

 

先ずは、4辺と角の部分に紙やすりをかけます。

 

ササクレを取り、角を丸めていきます。

紙やすりは角材に貼られています。

 

JAM_6894

 

角が丸まったら、今度はプレート面を仕上げます。

この時の紙やすりは、指の腹で押し付ける感じ。

木目の立体感を残しながら、

なだらかに仕上げていきます。

 

JAM_6899

 

全体が滑らかに仕上がったら、

今度は油を塗りますよ。

 

油は、くるみの油。

布の中に、砕いたくるみが入っています。

 

力を入れて擦りつけると、どんどん油が染み出して、

板の色が変わってきます。

全体に塗り終わったら完成ですよ。

 

 

JAM_6909

 

最後に、刻印を打ちます。

 

先日、革細工で打ったのと同じ要領で

一文字ずつ打つんですが、

革以上に力加減がむつかしい^^

 

JAM_6975

 

はい、これで出来上がり^^

なかなかいい木目でしょう?

この世に一点の、マイ・パンプレートです。

アウトドアでテーブルを飾れるぞっと、、、、、^^

 


船舶用方位磁石


 

 

新居浜の創作地区でゲットしたもの、

その1をご紹介しましょう。

 

JAM_9164

一体これは何でしょう?

実はこれ、タイトルにも書きましたが羅針盤です。

平たく言うと、方位磁石。

方位磁石を、揺れる船内で使い易くするために、

フローティング機構を持たせ、

自在に動くようにしたものです。

 

アンティーク雑貨屋さんで見つけました。

 

JAM_9166

横から見たら、鍋のよう。

直径が18cmほどで、厚みが10cmくらい。

小ぶりなダッチオーブンみたいな形です。

 

かなり汚れているので、ちょっと掃除をしてみよう。

 

JAM_9167

本来は、オイルが充填されていて、

磁石の動きを抑制し、なめらかに反応するようになっていますが、

もうすでに、液体の気配は全く無く、中はカラカラ。

 

ガラスを抑えている、目盛り枠を外してみよう。

 

ビスを12個緩めます。

 

JAM_9171

枠を外すと、ガラス板も外れた。

ガラス板を掃除して、抑え枠も軽く磨いて

埃を取りました。

 

 

 

JAM_9173

磁石板も、軽く掃除。

強く擦って、文字や目盛りが消えては大変。

 

裏側を見ると磁石があります。

そして、バランサーも見えますよ。

 

 

JAM_9174

鍋状の器の底から、支持用の針が生えています。

 

磁石板の裏側のくぼみを、この針の上に乗せ、

やじろべぇのようにゆらゆらと。。。。

 

JAM_9176

このレトロな目盛りと、そのかすれ具合。

きっちり南北を指している割に、

ゆらゆら揺れている具合。

その辺が、なかなかイトヲカシ。

 

 

JAM_9179

実際、このように飾ってます。

なんの役にも立ちませんが、

とにかく、方角はしっかりわかります。

 

 


分別できるガビングバッグ


 

キャンプサイトで、見た目を気にすると、

先ず対策したいのがゴミ箱の事。

 

JAM_7735

レジ袋が、あちらこちらに存在すると、

どうしても見た目が悪い。

 

そこで、こんなものを導入してみました。

 

ただの、ショッピングバックのようでしょう?

 

JAM_7736

材質は、ポリプロピレン。

大きさは、幅が300mm、高さが400mm。

マチを広げた奥行きが200mmです。

ざっと、20リットルあまりの容量。

 

 

 

JAM_7740

袋の内側には、市販のゴミ袋を取り付けられます。

上部の内側、4辺にホックがあって

袋をホックで挟んで固定します。

 

 

JAM_7745

本体外側には、ポケットが備わっていて、

そこには予備のゴミ袋を収納しておけます。

 

実はこれ、三つでワンセットなんですよ。

 

JAM_7744

このように、側面にはA,B,Cとの表記。

色も、3色に分けられています。

 

つまり、それぞれの袋で、

ゴミの分別をするというわけです。

 

 

JAM_7743

 

隣同士の袋は、洗濯バサミでドッキング。

これなら見た目もすっきりとした、

ゴミ箱になるというわけ。

 

これ、インドアで、

ランドリーバックとしても使えそうですね。

 

 

 


火を使わない調理器具BaroCook(バロクック)


 

火も電気もガスも使わない、

全く新しい調理器具「BaroCook」のご紹介。

 

JAM_7786

一見、普通のタンブラーに見えるでしょう?

これが、なかなかの優れもの。

火を使わないのに、あったかい飲み物にありつけます。

 

因みに、グラミチのカバーは、

他からの流用で、純正品ではありません。

 

JAM_7788

まず、本体をバラバラにすると、

このように、三つの部分に分かれます。

 

外側は透明のプラスチック容器です。

その中に、ステンレスの器が収まっています。

 

そして、一番上にはフリップトップ付きのふた。

 

 

JAM_7789

そして、こいつが専用ヒートパック。

これが、水と化学反応を起こして熱を発するのです。

 

駅弁にも、これと同じ原理で、

温まるものがありますね。

 

JAM_7791

ヒートパックを袋から取り出して、

外筒の底に押し込みます。

外装に傷をつけないように、

箸などで押し込みます。

 

 

JAM_7795

 

次は、水を注ぎます。

ヒートパックの袋に目盛りがあって、

計量カップ代わりになります。

 

多すぎると溢れるし、

少ないと発熱不足になるので、

水の量は正確に。。。。

 

JAM_7801

ヒートパックが水を吸って、蒸気が出始めたら、

ステンレスカップを差し込んで、

さらに、蓋を閉めてしばし待機。

 

ヒートパックは、水と反応して

勢いよくブクブク言ってます。

 

こうして、ステンレス容器の中の飲み物などを

温めるという手順です。

 

アウトドアでも重宝しますが、

災害時の食事など、応急的な使い方も出来ますね。

 

緊急持ち出し品の一つに加えておくのも

良いかもしれませんよ。

 

 


ロードというカメラ。


 

経済高度成長期の真っ只中、

カメラ業界はライカ型35mmカメラが乱立し、

雨後の筍のような状態でした。

そんな中、中堅クラスのレンズシャッターカメラとして

Lordは、1955年に発売されました。

 

レンズ:HIGHKOR 40mm/F2.8

サイズ:115×78×57mm

シャッター速度:B・1~1/500秒

重量:約610g

距離計連動式、フルマニュアルカメラ。

岡谷光学機械株式会社製。

SEIKOSHA-MXシャッターを搭載。

 

 

日本より、欧米で多く売れたカメラです。

従って、距離表示はフィートですよ。

最近のカメラに見慣れてしまうと、

こんな数字だらけのレンズが、

逆に新鮮で、かっこよく見えたりして・・・^^

このカメラは、多くのギミックが隠されていて

マニア心をくすぐりますよ。

 

 

例えば、この巻き戻しノブ。

撮影し終わったフィルムを巻き取るんですが、

ちょっと小さすぎると思いませんか?

実はこれ、引っ張り出すようになっていて・・・・

 

 

引っ張り出したシャフトが

クランクに変身するんです。

これなら楽に巻き戻せますね。

 

 

このシャッターボタン。

最下部に赤いラインが入っています。

フィルムが巻き上げられて、スタンバイ状態の時は

この赤いラインが出ています。

シャッターを切った直後は

沈み込んで、赤いラインは見えないようになっています。

 

 

さらに、今では考えられないようなギミック。

底にあるシャフトを引き出すと、

フィルムカッターがスライドして、

フィルムを切断することが出来ます。

フィルムの途中でカットして、暗室で現像して

残りのフィルムはそのまま使うのです。

何百枚も連続して撮影できる、現在のデジカメでは考えられませんが、

フィルム時代は36枚でさえ、一度に使い切らなかったんですね。

 

 

ファインダーを覗いて、部屋の景色を見るだけで

レトロな空気を感じられて、

秋の夜長に、弄ぶには丁度いいカメラです。