「フェルメールのカメラ箱」をご紹介しましょう。
これ、文房具のコクヨから出ていますよ。
いわゆるカメラ・オブキュスラの簡易組み立てキットですよ。
カメラ・オブキュスラというのは、
現代のカメラの原型になったものです。
前面のレンズを通して光が入り
スクリーンに像が写るという仕組みです。
フェルメールをはじめとする16世紀以降の画家が
これを用いて、絵を描いたと言われているそうです。
中を見てみると、結構な数の部品が入っています。
はさみや糊は使用しないでも
組み立てられるようになっています。
接着部分は、付属の両面テープを使います。
テープにもA,B,C・・・の印刷がされていて
それを張る部分にも同じアルファベットが印刷されている。
詳しい組み立て手順を見ながら、
折ったり、差し込んだり、貼り付けたり、挟んだり・・・・。
ちょうど良い位の面倒さ^^
さて、だんだん形になってきました。
レンズが付いている外箱部分と、
スクリーンが付いている内箱部分が
スライドすることによって、
ピント合わせが出来るようになっています。
ミラーを使って、上面から覗くようになっていて
上下反対の像を正立になるようにしています。
左右は逆に見えるので
フレーミングはちょっと戸惑いますよ^^
デジカメをマクロモードにして、
像を撮影してみました。
部屋の窓辺の観葉植物。。。
なんとなく、レトロに写るのが面白いですね。
まさに、二眼レフの趣です。