以前ネット上で評判になって、
フィラリアの感染が減ったとまで言われた、
噂の蚊取装置を、実際に試してみます。
先ず、準備するものは・・・・・
1、ドライイースト1g
2、砂糖20g
3、お湯200cc
以上です。
あ、そうそう、500ccサイズのペットボトルもね。
お湯の中に、砂糖とドライイーストを入れて
良くかき混ぜ、溶かします。
砂糖は、ブラウンシュガーがいいそうですが、
無かったので三温糖を使ってみました。
普通の砂糖でもいいそうですよ。
ペットボトルを、首のところで切断します。
切断したら、それを逆さまに突っ込んで容器の完成です。
ドライイーストが発酵して、二酸化炭素を発生します。
蚊は、動物の二酸化炭素に寄ってくる習性があるので
それを利用しているんですね。
砂糖の甘い匂いと、二酸化炭素に誘われて
ペットボトルのじょうごから中へ入ると
出られなくなって、液に浸かってしまうというわけです。
ぶら下げるにあたって、カラビナをふたつ取り付けました。
ペットボトルに、カラビナが通る穴を開けて
そこにカラビナを引っ掛けて、
さらにロープを取り付ける。
それを、ランタンフックに引っ掛けて出来上がり。
さあ、これでどの程度蚊が取れるのか・・・・。
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
設置してちょうど10日が経ちました。
その威力ぶりを検証してみましょう。
設置してしばらくは、イースト菌の作用で
ブクブクと二酸化炭素の泡が立ち、
蚊が寄ってきそうな雰囲気でした。
最初は白泥していたその溶液も、10日間のうちに
澄んだ部分と、沈殿物とに分離して
薬液っぽい迫力は無くなりました。
さて、捕虫効果を確認してみましょう。
何と言うことでしょう!
よくよく観察しましたが、
小バエのような小虫が5匹ほど捕れているだけで
蚊らしきものはゼロです!
そういえば、これを作るまでは
やたら「すごい効果のある蚊取装置」として
あちこちで紹介されていたのに、
最近では、とんとお目にかからないなぁ。。。
嫁さんも、もう効果のないことを悟って、
今では、こんなふうに釣られているあるよ。
とほほ。。。