嫁さんが、
「部屋に飾るからひまわりの写真が欲しい」
と、おっしゃる。
しかも、
「ぱーん!と青空背景で」
ひまわりと言うのは、
お日様に向かって咲くと言われていますが、
現実には、東向きに咲く事をご存知でしょうか?
東に向いたひまわりを、巡光で撮るということは
朝、撮影すると言う事です。
順光というのは、太陽を背に受けて撮ると言う事。
なぜ、順光で撮るかというと
そうすれば、青空がより青く写るからです。
以上のことを踏まえて、
日曜日だと言うのに早朝から
近所のひまわり畑へ行って来ましたよ。
登った太陽の光を、真正面から受けて
お約束通り ひまわりは、
朝日に向かって咲いています。
そんなに手入れが行き届いていない ひまわり畑。
つまり、背丈がいろいろ。。。。
と、いう事は日当たりの良いやつ悪いやつあるから
花の大きさもいろいろ・・・・。
これが、ひまわり油を採るような畑なら
背丈もそろって、花の大きさも揃うというわけです。
まあ、写真を撮るに当たっては
どちらが良いとも言えないけれど。。。。
それにしても、空が尋常じゃないくらい青いでしょう?
実は、ちょっとした秘密があります。
決して青いフィルターを付けたり
画像処理で着色したりしていないんですよ。
その秘密は、ホワイトバランスです。
ホワイトバランスは、本来光源の違いによる
発色のねじれを補正するものですが
それを逆手に取ってみました。
太陽光の元での撮影にもかかわらず
ホワイトバランスを「電球色」に合わせているんです。
そうすると、カメラの画像処理が
暖色を飛ばす方へ働くので
「普通の青空」が、「やたら青空」になると言うわけです。
記念撮影にも応用できますが、
人物の顔色が悪くなる事がありますのでご注意を(笑)
是非、お試しください。