暦の上では、立秋が過ぎたというのに、
連日猛暑が続いています。
避暑を兼ねて、ケイビングに出かけましょう。
ケイビングというのは、洞窟探検のことです。
ラフティングに続くアウトドアスポーツはケイビングです。
阿武隈高原のその下には、
あぶくま洞という、巨大な鍾乳洞があるんですよ。
外が、どのような猛暑であろうが
洞窟へ入れば、年中気温は15度。
半袖Tシャツでは、寒いくらいです。
さて、ここの洞窟は全長が600m。
さらに探検コースが120m。
合計720mのケイビングを楽しめるわけです。
以前、アメリカのケンタッキー州で
本格的ケイビングを体験しましたが、
それは、ラフティングと同じように
インストラクターの指導のもと、
洞窟を探検するというものでした。
そこには、基本的に照明などなく
自分たちが持ったヘッドランプだけで進んでいくんです。
まあ、このあぶくま洞では
全国のそのほかの鍾乳洞と同じように
照明も整っているし、足場もある程度確保されている。
特に、冒険という程でもありません。
照明が整っているどころか、
このあぶくま洞の照明は、
舞台演出用の調光システムが導入されていて
神秘的でファンタジーなムードを、
さらに強く醸し出しています。
誰が付けたのか、様々な名前の鍾乳石が
様々な表情を見せてくれます。
八千万年をかけて、作られた自然の芸術作品群です。
写真を撮りながら、ゆっくり歩いて
小一時間くらいで出口に出てしまいます。
出口近くになると、湿気た生暖かい空気が入り込んできて
あ~現実に戻るのか~と、ちょっとがっかり。。。
実際は、まだ公開していな洞窟が
2500mもあるんだそうです。
それだけ探検すれば、かなり面白そうですが・・・。
まだ、日本ではケイビングツアーを
やっている所は少ないようですが、
これから、徐々に増えてくるような予感がします。
次世代アウトドアはケイビングが来る!
かな?