「写真入門」カテゴリーアーカイブ

オリンパス35 EC


 

ラフティングにやって来た友人が、

預かり物だと渡してくれたのが、

なんと、ノスタルジックカメラ。

みんな、古いカメラを集めていると覚えてくれていて、

こうして、コレクションが増えるのでありました。

 

 

このカメラは、オリンパス35シリーズの中で、

プログラム制御を取り入れた最初の機種。

 

35ミリフルサイズなのに、コンパクトに作られた、

機能の詰まったカメラです。

 

コンパクトにするための工夫が随所に見られ、

ローライ35を意識した設計だと思われます。

 

若干ストロークの長い円柱型のシャッターボタン。

上面の突起物はこれだけ。

シャッター誤動作を防ぐために、

レンズ横にシャッターロックレバーがあります。

 

セルフタイマーレバーのようですが、

このカメラにセルフタイマーはありません。

 

シャッター巻き上げは、通常のカメラは

右肩にレバーがありますが、

背面ノブ式にして、省スペース化してます。

 

この機構は、オリンパス得意のハーフカメラで

培ったものですね。

 

巻き戻しクランクは、底面にあります。

真ん中には電池室。

右に見えるのは三脚穴です。

三脚穴が、端っこに寄っているのはちょっと残念。

コンパクトな軽量三脚では自立しないこともあります。

 

 

 

どのくらいコンパクトかと言うと、

同じくオリンパスの同時期に出ていた

ハーフサイズカメラ、PEN-EEDと

ほぼ同じサイズなのです。

 

ぎっしり機能が詰まった、小さなボディー。

そして、写りの良いEズイコー42mmレンズ。

街角スナップには、最適なカメラだと思います。

 

 

 


シャボン玉越しの風景


 

まだまだ日中は夏の日差し。

 

雨の日は、雨の風景を、

晴れの日は、晴れの風景を楽しもう。

と、言うわけで海辺へやってきました。

ご存知、シコチュービーチです。

今回、小道具を持ってきましたよ。

 

それは、シャボン玉です。

お気に入りの、ビーチの風景を

シャボン玉で飾ってみようと言うわけです。

 

シャボン玉のある風景は、結婚式くらいしか見たことないけど

こういうのも楽しいじゃないですか(笑)

 

写真を撮ること以上に、

久しぶりに飛ばすシャボン玉がこれまた楽しい。

でも、風向きとか考えながら飛ばさないと

なかなかうまい具合にフレームインしませんよ。

 

 

 

まあ、数打ち当たるで、

ガンガン飛ばしながら、ガンガン撮りました^^

もちろん海だけではなく

どんなところでも良いおかずになりますよ。

 

100均で買った、シャボン玉製造器。

水鉄砲型のものが、便利ですよ。

ふーふーしなくて良いから。。。。

右手でシャッター、左手でシャボン玉銃(笑)

 

オリジナリティー溢れる写真になること請け合いです。

どうぞ、お試しください^^


フェルメールのカメラ箱


 

 

「フェルメールのカメラ箱」をご紹介しましょう。

これ、文房具のコクヨから出ていますよ。

 

 

 

 

いわゆるカメラ・オブキュスラの簡易組み立てキットですよ。

カメラ・オブキュスラというのは、

現代のカメラの原型になったものです。

 

前面のレンズを通して光が入り

スクリーンに像が写るという仕組みです。

 

フェルメールをはじめとする16世紀以降の画家が

これを用いて、絵を描いたと言われているそうです。

 

 

中を見てみると、結構な数の部品が入っています。

はさみや糊は使用しないでも

組み立てられるようになっています。

 

接着部分は、付属の両面テープを使います。

テープにもA,B,C・・・の印刷がされていて

それを張る部分にも同じアルファベットが印刷されている。

 

 

詳しい組み立て手順を見ながら、

折ったり、差し込んだり、貼り付けたり、挟んだり・・・・。

ちょうど良い位の面倒さ^^

さて、だんだん形になってきました。

 

 

 

レンズが付いている外箱部分と、

スクリーンが付いている内箱部分が

スライドすることによって、

ピント合わせが出来るようになっています。

ミラーを使って、上面から覗くようになっていて

上下反対の像を正立になるようにしています。

左右は逆に見えるので

フレーミングはちょっと戸惑いますよ^^

デジカメをマクロモードにして、

像を撮影してみました。

 

 

部屋の窓辺の観葉植物。。。

なんとなく、レトロに写るのが面白いですね。

まさに、二眼レフの趣です。

 


カメラグリップバンド


 

 

絶好のシャッターチャンス!

バッチリ捉えたつもりが、いざ確認してみると

カメラぶれしていた・・・・なんていうことがままありますね。

近頃は、カメラの性能がどんどん良くなってきて

ピンぼけや、露出の失敗は減ったものの

人為的失敗はなかなか減らない・・・・。

 

 

そこで、この度導入したのがこのカメラグリップ。

このグリップに、手のひらを通してカメラを掴むことによって

しっかりと保持できるというものです。

取り付けは、とても簡単。

片側は、ストラップリングに通して・・・・

 

 

もう片側は、台座を三脚穴に取り付けて出来上がりです。

あとは、ベルトをアジャスターで調整して、

手が、しっかりカメラを保持するようにします。

 

 

これで、持ち歩く時も手とカメラが一体化されて

うっかり落とすということがなくなりますね。

さあ、どの程度の効果があるのか?

まあ、それはこれから使い込んで行かないと判らないのですが・・・・

 

 

・・・・しかしですよ。

グリップに手を通すと、シャッターを押す人差し指が、

若干窮屈な体制になることは、

気のせいということにしておきましょう。。。

きっと、慣れるはずです。。。。。

 

きっと。。。。

 

 


我が家で一番大きなカメラ


 

 

我が家に数あるカメラの中で、

こいつが一番大きなカメラです。

 

JAM_9716

 

 

その名は、No. 3A Autographic Kodak Junior 。

もう、フィルムが無くて実用にはなりません。

 

しかし、マニアは自分でフィルムを装填して

もちろん、自分で現像して、

現役として使っている人もいるそうです。

 

 

どのくらい大きいかというと・・・・。

 

JAM_9723

 

ニコンのミラーレス一眼カメラ、

V1と並べるとこんな感じ。

 

大きさが良くわかるでしょう。

 

撮影するフィルムのサイズが 3 1/4 x 5 1/2 インチ。

つまりハガキほどもある大きさなんですよ。

 

 

JAM_9718

 

 

オートグラフィックという名前ですが、

何がオートかというと、ピント合わせが、

蛇腹のスライドと連動する覗き窓でできる、というだけのもの。。。

 

あとはもちろん全て手動です。

 

 

JAM_9719

 

 

年数は経っていますが、黒塗りがまるで漆のようだったり、

目盛り類の真鍮色の味わいといい、

見ていて飽きのこないスタイルです。

 

ジャバラの中に、コンデジがすっぽりはまりそうなので、

一度、このレンズでデジタル写真を撮ってみたいです^^

 

 


一眼レフのセンサーを掃除しよう!


 

 

青空を撮ったら、空に丸い影が映る。

そんな経験はありませんか?

 

それは、レンズについた埃のせいかもしれない。

ブロアーで埃を吹き飛ばしたり、

レンズクリーナーで掃除したりしますね。

 

 

 

レンズが原因ではなく、

イメージセンサーに埃が付いていることもあります。

 

その際も、基本はブロアーで

埃を吹き飛ばします。

 

それでも取れない時には、これを使います。

 

デジイチには、センサーをクリーニングするための、

クリーニングミラーアップという機能があります。

 

ニコンの場合は、メニューで選択して、

OKを押し、シャッターを全押しすると、

ミラーがアップして、シャッターも開き、

センサーが丸見え状態になります。

 

 

奥で、虹色に光っているのがセンサーです。

大変精密で、デリケートな部品です。

 

カメラを、通常使う姿勢にして、

つまり、センサーが直立した状態で、

ブロアーの風を当てて、埃を飛ばします。

 

 

それでも埃が取れない時に使うのが、

最初の写真に出てきたセンサークリーナー。

 

一つずつ個包装されていて、清潔に保たれています。

先端のクッション部に、クリーニング液を染ませ、

センサーをスイープします。

くれぐれも慎重に。。。。

 

基本、このスイーパーは使い捨て。

でも、もったいないので、

モニターなどの液晶や、本体の隅の部分など

掃除をしてからお役御免にします。

 

カメラのメンテナンスは、良い写真の第一歩。

明日からまた、気持ちよく

シャッターが押せますように^^

 

 


静かにピントを合わせるAF-Pレンズ。


 

実は、望遠ズームレンズを買ってしまった。

しかも、メルカリで。

 

70mm~300mmのズームレンズです。

これは、タンブラーではありませんよ(笑)

 

Nikonのエントリークラスのデジイチに

キットレンズとして付属してくるレンズです。

 

俗にキットばらしと言って、

キットで購入して、それらをバラバラに売って、

利ザヤを稼ぐという手法がネット蚤の市では

ごく普通にあるようですよ。

 

購入者にとっては、定価の半分以下で手に入り、

売り手も買い手もお得と言う不思議な現象です。

 

このレンズのは、AF-Pと言う冠名が付いてますが、

オートフォーカスにSTMという、

ステッピングモーターを採用していて、

フォーカスが早く、とても静かという特徴があります。

 

300mmまで望遠が効いて、

最新のAF機構が備わっていて、

なんと2万円以下という安さ。

 

安さの秘密は、カメラに取りつけるマウント部分が

プラスチック製だったりします。

 

昨今、樹脂成型技術が抜群に進歩したとはいえ、

光学機器の要の部分が樹脂と言うのはちょっと寂しい。

 

まあ、実際の撮影結果には影響なく、

気持ちの問題だけなのでしょう。

 

 

また、距離目盛もありません。

オートフォーカスとマニュアルフォーカスの

切り替えスイッチもありません。

これは、カメラ側の設定で切り替えます。

 

また、VRのオンオフも、カメラでの設定です。

 

 

 

こちらは、フラッグシップレンズのスイッチ部分。

 

レンズに、このようにスイッチが備わっています。

つまり、撮影中、瞬時に切り替えられる。

 

 

D500に取り付けると、ちょっとチープな感じ。

何せ、ズーム以外触れるところが無いのです。

 

しかししかし、こいつのスゴイところは、

フォーカス時に、音がしないということ。

 

つまり、動画撮影時に、

レンズのフォーカス音が入らないのは良いですね。

 

Nikonのデジイチで

ちょっと洒落た動画を撮ろうと思ったら、

これからはAF-Pレンズがおススメ。

 

近いうちに、動画でレポートいたしましょう。

 

 

 


おまかせトリミング


 

 

近頃のデジカメは、画素数がどんどん大きくなって

少々トリミングしたとしても、

画質が荒れるということもありませんね。

したがって、あらかじめ広めに撮影しておいて

後から、いいところだけ

トリミングするという使い方が便利ですね。

でも、構図にこだわってトリミングを試行錯誤していると

何が正解か、分からなくなってくることがあります。

そんな悩みを解決してくれるのがこのサイト。。。

全画面キャプチャ 20160622 215457
「Image Crop Tool」というサイトです。

 

使い方は、超簡単。

サイトにアクセスして、

「Select Files to Upload」のボタンで

悩み中の画像をアップロードするだけです。

あと、切り取りサイズの指定が出来ますよ。

アップロードして、しばらくすると

見栄えの良いトリミングを

指示してくれるというシステムです。

 

 

試しに、先日翠波高原で撮影した写真を

切り取ってみましょう。

上の写真が、オリジナルです。

これを正方形に切り取ります。

私のBlogでは、常に正方形にトリミングして

ポラロイド風に加工しています。

オリジナルを、毎回正方形にトリミングするの、

結構大変なんですよ^^

下が、先日ブログにアップした写真。

 

 

 

これを、「Image Crop Tool」でトリミングすると

下のようになりました。

 

 

 

さて、この二つの写真、どちらが見栄えが良いでしょう?

ウチの嫁さんに、事情を話さず選択してもらうと

下の方が良い、と答えました。

では、もう一つ試して見ましょう。

 

 

これがオリジナルです。

橋の形も、手前の人物もシンメトリーで
センターで切り取っても良いような気がしますが、

いかがでしょうか?

これを、「Image Crop Tool」に指示をあおぐと・・・・・
左にシフトしろ、とのご意見です。

 

で、実際にその通り トリミングしたのが下の写真です。

 

 

さて、いかがお感じですか?

では、もう一つやってみます。

 

これがオリジナル。

冬の製紙工場の夕暮れの様子です。

これはこれで、完成された写真ではありますが

あえて、正方形に切るとしたらどうしましょうか?

 

 

「Image Crop Tool」の指示は、

右にシフトしろ、というものです。

この写真の場合には、夕日の存在、

2基のクレーンの位置などから

ある程度予想通りの結果と言えるかもしれません。

で、切り取ったのが下の写真です。

 

様々なご意見はあるかと存じますが、

悩んだ際に、占いのような気持ちで

利用してみるのも良いかも知れません。

 

一応、英知の詰まった技術を駆使しているのでしょうから

あながち、誤った結果では無いかも知れません。

でも、最終的には好き好きですからねぇ^^

 

 


パソコンからインスタをアップする方法


 

Instagramは、スマートデバイスから、

リアルタイムな画像をアップロードして、

発信しようというコンセプトなので、

基本、パソコンからはアップできませんね。

 

しかし、デジカメで撮ったこだわりの写真を、

アップしたいということもあるでしょう。

さらには、Photoshopなどで加工したり、

パソコンに溜まっている古い写真をアップしたり、

その度に、スマホに転送してから

Instagramにアップするのは面倒ですね。

 

こだわりの写真を、簡単にパソコンから

アップする方法をご紹介しましょう。

 

GoogleChromeを例にして説明します。

先ず、GoogleChromeを開いてください。

そして、上の写真のとおり、右上の三つの点に

カーソルを合わせます。

 

 

 

すると、このようなプルダウンメニューが出ます。

その中の、「その他のツール」をクリック。

新しい窓が出来て、そのメニューの中の

「デベロッパーツール」をクリックします。

 

キーボードで「Ctrl+Shift+I」を押しても

同じ動作になります。

 

すると、このようにスタイルシートの書かれた

タグの画面が右側に現れます。

 

その窓の左上に、画面の切り替えボタンがあるので

矢印の無い方の、四角が二重になっているアイコンを

クリックしてください。

 

キーボードで「Ctrl+Shift+M」を押しても

同じ動作になります。

 

さて、スマホやタブレットと同じ画面になりました。

操作も、スマホなどと同じです。

 

Instagramにアクセスして、ログインします。

 

 

 

 

スマホと同じように

Instagramを閲覧、運用できます。

 

アップロードも、下部の真ん中にある

⊞のアイコンをクリックします。

 

すると、パソコンの中のフォルダーが表示されますので

選択すれば、画像をアップロードできます。

 

トリミングや、写真の回転も出来ます。

 

 

 

 

 

 


写真に熱中、カメラに夢中。


 

新しい兵器を導入しました。

Nikonの24mm~70mmのズームレンズ。

 

いわゆる標準ズームというものです。

標準の割にはちょっと大きめ。

 

AF-S NIKKOR 24-70mm 1:2.8G  ED IF

 

IFは( Internal Forcusing )の略。

レンズを、前・中・後群に分割し、

中間のレンズ群のみを動かしてピントを合わせる方式。

AFの速度を高速化する事ができ、収差変動が少ない。

 

などと、もっともらしいことを書いてますが・・・。

 

 

 

 

 

 

実はこれ、レンズの形をしたタンブラーです。

ステンレス製二重構造の、

保温の効くタイプですよ。

 

外観も、質感も、まったくレンズです。

 

 

これからどんどん暑くなる。

写真撮影に夢中になって、

熱中症にならないように、

交換レンズにプラスワン。

キンキンに冷えたアイスコーヒーを、

持って行きたいと思います。