「シコチュー探訪」カテゴリーアーカイブ

ハナミズキ


 

四国中央市の三島地区、中央本通りの歩道に沿って

ハナミズキの花が咲き始めました。

 

ちょうど、明日から安倍首相がアメリカ訪問します。

この花は、その昔アメリカからやってきたんですね。

 

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ハナミズキのもうひとつの名前が「アメリカヤマボウシ」

1912年(明治45年)に、当時の東京市長が

アメリカ合衆国のワシントンD.Cへ桜を送った際に、

返礼として、このハナミズキを贈られたのが

日本でのハナミズキの始まりだそうです。

 

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つまり、日米友好の証しの花であると言えますね。

 

 

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ハナミズキと言えば、一青窈さんの歌を思い出しますね。

 

この歌は、彼女が9,11事件の復興を願って作ったものです。

ここでも日米のつながりの花となっています。

 

ライブのMCで、彼女はこう語っています。

「 自分の好きな人の幸せを願うことは

当たり前にできること。

一歩進んで、好きな人の好きな人、

ひとつ先の幸せを願ってください。

その気持ちが皆に連鎖して、

やさしい世の中になると思います。

まずは私から、あなたとあなたの好きな人が

百年続きますように… 」

 

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人と人も、国と国も、

良い連鎖で、良い遠心力を産んで

互いに高め合えれば良いですね。

 

 

 


地元の海でマテ貝を掘ってみる。


 

今日は、早朝5時半集合で、マテ貝掘り。

アウトドア情報番組「Let’s Enjoy!」の収録ですよ。

 

場所は、四国中央市土居町の野田海岸。

まだ、西の空には満月が残る時間です。

 

 

出演者と、テレビ局クルー合わせて15人。

それぞれが、スコップと塩ボトルを持って、

いざ!マテ貝掘り開始です。

 

私自身も、採取に専念したので、

この辺りの写真はありません。

 

先ず、ここらあたりと目星を付けたら、

砂を数センチさらえます。

マテ貝が居たら、そこに穴が出現するので、

すかさず、穴に塩を投入します。

 

しばらくすると、その穴から、

マテ貝がにょきにょきっと出てきます。

間髪を入れず、マテ貝をキャッチしたら、

グググっと引き抜いて、ゲット。

以上がマテ貝掘りの手順です。

 

ここまでの画像は、防水のアクションカメラを使い、

マテ貝のすぐそばで撮影しているので、

後々、アップできると思います。

 

 

さて、漁の後は、料理です。

キャッチ&イート。

すべて美味しく頂きましたよ。

 

先ずは下茹でをします。

そのあと、様々な料理に変化していきますよ。

 

一つは、ガーリックソテー。

こんがりとガーリックスライスを炒めて、

そこにマテ貝を投入。

塩コショウと、白ワインで味を調え出来上がり。

 

バゲットに乗せていただきました。

 

私は、もっぱら得意の(?)食レポ担当^^

マジ美味いので、オーバーアクションではなく、

素直に感想を述べましたよ^^

 

 

他にも、マテ貝の甘辛煮。

ペペロンチーノスパゲッティー。

 

それらを、トルティーヤに乗せていただきます。

 

私は、トルティーヤを焼く係り。

まあ、両面こんがり焼くだけなので

腕も何も必要なし。

 

メンバーが作った料理を、

トルティーヤを取り皿代わりに使うというわけです。

 

 

 

そんなこんなで、とにかく食べ通し。

そして、笑い通し。

 

今回も、ドローンで燧灘の夜明けの風景や、

漁の様子が収められたようですので、

また、そのあたりも後日紹介できればと思います。

 

いま、遊び疲れて、メチャ眠いのでありました。

 

 


中央構造線、川滝断層


 

 

四国中央市の、隠れた名所をまた一つ御紹介しましょう。

それは、中央構造線が露頭した珍しい断層です。

その場所と言うのは、国道192号線を池田方面に行く途中、

四国別格二十霊場・第十四番札所「椿堂」を目印にします。

 

 

断層の現場近くには、駐車場はありませんので

出来れば椿堂にお参りして

そこに車を置かせてもらうのが良いかも知れません。

でも、お遍路さんの多い時期は、ちょっと遠慮しないとね。

椿堂の横をすり抜けて、山道へ入っていきます。

 

 

かなりな急斜面。

しかも、明らかにイノシシの存在を示す

土の掘り返し跡を見ながらどんどん登っていきます。

椿堂から登る事、約500m・・・・・・

 

 

1枚の案内板と、石碑が建っているので判ります。

しかし、それが無ければ絶対に見つけられないでしょう。

どう見ても、ただの山の斜面です。

 

 

案内板の文章と、見比べるように

その斜面を観察すると、なるほど!

色の違った土の層が、斜めに重なっているのがわかります。

地層と言うのは、古いものの上にどんどん

新しい地層が重なっていく。。。。

 

 

ところがここは、右上の黒い部分が数億年前の地層。

左下の茶褐色の部分が数千万年前の地層。

新しい地層の上に、古い地層が乗り上げる

逆断層になっているんです。

これは、数千万年前に起きた、地殻変動の跡が

地表に現れた、貴重な資料だそうです。

東北大震災を機に、日本中のこのような断層が

改めて注目されています。

もし、機会があれば是非、この悠久の地球の営みに

触れて見てはいかがでしょうか?

タイムスリップしたような、不思議な感覚にとらわれますよ。

 

 

先日の台湾の地震も、断層の直上であったそうです。

予防策にはなりませんが、

意識を高めるということも大事かもです。

 

 


金砂湖遊歩道


 

 

シコチュー平野から、法皇トンネルを抜けて

金砂湖が見え始めるちょっと手前。。。。。

こんな標識があるんですが、記憶にありますでしょうか?

 

 

この遊歩道は金砂湖の北岸を

柳瀬ダムに向かって伸びています。

 

標識に従って、国道319号線を外れ

しばらく走ると、これ以上車は通れないというところに

駐車場があります。

そこが、遊歩道の始まりなんですが、

なんとも不気味なトンネルが待っているんですよ。

 

 

さて、いつ頃掘られたトンネルなんでしょう?

手掘りで掘られた、そのトンネルは当然照明などありません。

手探りで前進するしかありませんよ。

 

懐中電灯をもって行くのも良いかも知れませんが

ちょっと不気味なものが見えてしまっても当方は関知しません^^

 

 

長さは?。。。。そうですね50mくらいでしょうか?

一人で行ったら、怖くて断念してしまうでしょう。

夏なら、こうもりが乱舞しているんですよ。

今度、ここで肝試ししましょうか?(笑)

 

 

しかし、このトンネルを抜けると

素敵な遊歩道が待ってます。

怖いトンネルのお陰で、俗化されてない。

そして、整備され過ぎてないところが良いんです。

 

 

金紗湖の美しい水面を眺めながら、

気持ちよく散歩が出来ます。

湖面に沿って伸びているので、

高低差が無く、本当に歩きやすい道ですよ。

湖水が少ないときは、人造湖である金紗湖が出来る前の

段々畑の跡や、住宅跡の石積みなどを見ることが出来ます。

しばらく歩くと、湖の真ん中にこんなものが。。。

 

 

この、四角い構造物は、索道の土台跡です。

その昔、まだ佐々連鉱山で、銅の採掘がされていた頃

山を越えて、海辺までつながった索道が

銅鉱石を運んでいたんです。

 

その索道のワイヤーを支える鉄塔がこの土台の上に立っていました。

こんな、歴史に触れながら、

森の中を散歩するのも、

なかなか贅沢な時間ではないでしょうか?

恐怖の洞窟探検から、歴史探索まで、

幅広く楽しめますよ^^


大人の凧あげ、収録。


 

今日は、アウトドア番組「Let’s Enjoy」の収録日。

お正月番組として、凧あげの楽しみ方をご紹介。

 

このブログでは、何度かご紹介していますが、

ゲイラカイトを釣り竿を使って揚げようというものです。

 

撮影場所は、寒川・豊岡ふれあいビーチ。

近くに電線も無く、凧揚げには最適な場所です。

 

お天気の心配をしてましたが、

自他ともに認める晴れ男の本領発揮。

抜群の青空になりましたよ。

 

いつもの岡部レポーターは、今日はカメラマン。

 

大きなカメラをものともせず、

凄いバイタリティーで撮影をこなしますよ。

 

 

そして、レポーターは「Let’s Enjoy」初の

青井レポーター。

 

凧揚げも、あんまりやったことが無い。。。

そして、釣もやったことが無い。

そんな青井さんが、

果敢に釣り竿での凧あげにチャレンジです。

 

 

晴れたのは良かったんですが、

晴れ過ぎて、風もない。

 

しかし、釣り竿での凧あげの醍醐味は、

風との対話と、微妙なコントロール。

 

竿をしゃくったり、糸を巻いたり繰り出したり、

時には走ったり・・・・。

 

 

 

 

 

そして、その様子をドローンで上空からも撮影。

 

カイト越しに、地上で悪戦苦闘す様子を撮影しました。

 

 

最後には、「祝・🐶」「あけ」「おめ」の

三機を並べて上げるという、

お正月ならではの演出もしましたよ。

 

途中、みんなでアウトドアコーヒーを飲み、

良い感じのピクニックを楽しみました。

 

撮影も順調に進み、そして、いつものことですが、

子供を差し置いて大人が楽しむという、

「Let’s Enjoy」のメンバーなのでありました。

 

砂浜を駆け回り、明日は間違いなく

筋肉痛の予感です。

 

 


わが町のシンデレラ物語


 

 

四国中央市の、土居町に「お作池」というのがあります。

周囲10mほどの、地味~な池です。

 

 

この池には、まさに日本版シンデレラとも言える

興味深い話が語り継がれているんですよ。

それは、江戸時代。1714年のことです。

西条藩主であった、松平頼致(よりよし)が領内を巡視のため

宇摩郡津根郷八日市を訪れました。

 

喉の渇きを覚えた頼致公は、服部幸左衛門の屋敷の門を叩き、

一杯の水を所望されました。

娘のお作さんが井戸水を汲み上げて、

うやうやしく頼致公に差し出しました。

その気品ある礼儀正しい振る舞いや人柄が頼致公の目に留まり、

西条藩江戸屋敷に出仕することになります。

 

 

これだけでも、スゴイことなんですが

この話は、さらに凄い事になりますよ。

 

紀州徳川家当主だった吉宗公が8代将軍となったために、

いとこである頼致公が紀州徳川家6代目を継ぐことになり、

徳川宗直と名を改めます。

 

お作さんも、55万5千石の大大名の側室になった訳です。

1720年には嫡男・宗将(=紀州徳川家7代)が生まれます。

他の9人の子どもたちもそれぞれ大名家の跡を継いだり、

前田家や細川家や池田家など有力大名に嫁いでいきました

 

 

つまり、あの徳川家の側室が

この土居町出身の、町娘であったと言う話です。

この地には、徳川家から様々なものが奉納され

ゆかりのものが数多く残っているそうです。

 

津根にある、一宮神社の境内には

水戸黄門の印籠でお馴染みの

「三つ葉葵のご紋」が入った石灯籠が残っています。

 

 

そして、このお作池の傍には、

あの時、頼致公に差し出した水が

今も、静かに流れ出ているんです。

身近なところにも、壮大なドラマがあるものなんですねぇ^^

 


氏神様の秋祭り。


 

わが町の秋祭りは、10月の21,22,23日。

つまり今日が最終日。

 

ここ10日ほど、雨続きで、

しかも祭りの始まりと同時に台風接近と、

惨たんたる気象でした。

 

本日ようやく最終日に、台風一過の雨上りとなり、

雨覆いなしで、太鼓台が町を練り歩きます。

 

大きな太鼓台は、大人の太鼓台。

2つの小さな太鼓台は小学生が担ぐ、子供太鼓台。

 

その三台が、氏神さんである「今宮神社」集合しました。

 

 

ここで、お祓いを受け、御札を授かり、

わが町へと繰り出していくのです。

 

街なかの隅から隅まで、練り歩きますよ。

 

その太鼓台の前を、先導するのがお神輿。

そのお神輿を、さらに先導するのが天狗さん。

 

近くには、西条のだんじり祭や、新居浜太鼓祭り、

そして、豊浜のちょうさ祭りなど、

有名な祭りが沢山あります。

 

わが町の祭りは、それほど大きな祭りではありませんが

昔ながらの丁寧な祭り。

 

霊験あらたかさは、全く引けを取りませんよ。

 

 

大人の太鼓台の担き夫は、実はほとんどが中学生。

子供太鼓台を卒業して、大人の太鼓台に関わることの

そのときめきは、なんとも言いようのない興奮。

 

そうして、郷土愛が育まれる。

 

天狗を見て泣き叫ぶ幼な子から、

あぜ道で手を合わすお年寄りまで、

街中がひとつになる、今日の佳き日でありますよ。

 


シコチュー名物?つるかめ焼き


 

 

伊予三島の秋祭りは、東予地区で最後の祭りと言う事で

神社の境内に、所狭しと出ている露店が賑やかです。

 

露天商も、今年最後の稼ぎ納めというわけです。

昔は、もっと賑やかで、

お化け屋敷や、見世物小屋などの呼び声が響き渡って

お祭りムードを盛り上げていたものでした。

 

そういう、大きなテントが無くなったのは

ちょっと寂しいですね。

 

そんな中、今も昔も変わらず大人気のお店があります。

 

派手な看板も何も無いけど、いつも行列。

それが「つるかめ」です。

 

「つるかめ」って、他では無いと聞きますがいかがでしょうか?

 

どんなものかと申しますと・・・

 

 

まあ言ってみれば、たい焼きの鶴と亀バージョン。

鶴と亀、一対が1セットになっています。

 

中にはこしあんが入っていて、

もっちりした皮に包まれているというわけです。

 

 

たい焼きより 二回り小振り。

みんな、20個30個と買って帰りますよ。

 

サクサクもっちり、二口ほどで食べられるので

どんどん食べてしまう^^

 

 

「鶴は千年、亀は万年」のつるかめですから

お祭りにはぴったりのスイーツです。

 

30分待ちは当たり前ですが、

三島祭りに訪れたなら、行列にならんで見てはいかがでしょう?

なんと言っても縁起物ですからねぇ(笑)

 

三島祭りは、10月21日~23日です。

 


新田公園


 

知っている人は知っている。

でも、案外知らない人が多い「新田公園」をご紹介しましょう。

 

住所で言うと、愛媛県四国中央市柴生町南柴生。

国道192号線を徳島方面に走る時、

川滝町への入り口付近。

左に新田神社がありますが、その裏山にあります。

 

 

綺麗に整備された、このサッカー場がメインの公園です。

ログハウス作りの、管理棟やトイレもあって

屋根付きの駐輪場もありますよ。

 

 

サッカー場の横には、テニスコートも1面あります。

サッカーをしているのはよく見ますが

テニスをしているのは、あまり見たことがない。。。

案外、穴場のコートかも知れませんよ。

 

 

サッカー場の周囲は、遊歩道や芝生になっていて

ウォーキングや、ジョギングにも良い感じですよ。。

高台にあるので、

眺望がめちゃめちゃ良いです。

 

 

緑地には、ストレッチベンチなどもあります。

ところどころに、東屋もあり

弁当を広げるにもいい場所です。

 

 

小さなお子さんも遊べる遊具が揃っていて、

緑地で伸び伸び遊ばせることが出来ますよ。

 

 


余木崎海水浴場2017


 

 

四国中央市に、たった2か所だけある、

貴重な海水浴場。

一か所は、シコチュービーチの名で親しまれている、

寒川豊岡ふれあいビーチ。

 

そして、もう一か所がここ「余木崎海水浴場」

 

愛媛県と香川県の県境にある海水浴場ですよ。

 

海水浴場と言えば、海の家があって、

かき氷や、焼きそばがあって、

夏の音楽が流れ、ビーチパラソルが並んでいる。

 

ここには、そんなものは一切ありません。

 

ほぼプライベートビーチ。

穏やかな燧灘を、独り占めできますよ。

 

一応、海の家はあります。

市が運営する、無料の休憩席です。

 

 

 

トイレ、更衣室、シャワールムは、

きちんと整備されています。

 

そして、隣接してコンビニがある。

その向こうには、道の駅豊浜がある。

 

何も無いけど色々ある。

 

そしてここは、夕焼け鑑賞スポットでもあります。

 

つまり、カップルがロマンチックに

黄昏るには絶好の場所ということです。

 

小道具は、コンビニで買った

線香花火でキマリですね^^

 

今夜は台風接近で荒れそうですのでご注意を。