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熊岡のカタパン


 

 

今年は、四国88か所霊場ご開創1200年だそうです。

 

それに因んでというか、乗っかってというか、

出かけた先々の、近くの霊場へお参りしています。

 

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特に敬虔な仏教徒というわけではないですが、

一応代々真言宗であります。

 

お大師さんの足跡を偲びながら、

納経帳に、ご朱印をいただきながら、

折りにつけお参りするというスタンスです。

 

お大師さんご生誕の地である善通寺に行きますと、

その参道わきに、行列のできる老舗菓舗がありますね。

 

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店構えもノスタルジックなら、

店内のガラスケースも、これまたノスタルジック。

 

売ってるおばちゃんの割烹着姿がまた、

絵になっている。

 

 

 

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売られているお菓子はすべて量り売り。

そのお菓子の姿もノスタルジック。

 

すべてが、統一された方向性で纏まっているので、

まるで、映画のセットのようですよ。

 

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さて我が家は今回、3種類のお菓子を買いましたよ。

この紙袋も、ノスタルジックでしょう^^

トータルコーディネートですね。

 

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これは、そばボーロ。

サクサクで、口の中でとろけます。

 

 

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そしてこれは、へそまん。

この姿かたちが、もれなく微笑みを生むという

ほのぼのしたお菓子です。

 

 

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そして なんと言っても、忘れてはいけない

こいつが超人気の「石パン」です。

 

とにかく硬い。

 

肉食系の人も、いきなりは絶対噛めない。

キャンディーのように 口に放り込んでも、噛み砕けなくて、

誰もがしばらく、間抜けな顔になる優れもの^^

 

硬いお菓子選手権大会があれば、きっと必ず

日本一に輝くと思うんですが、いかがでしょう?

 

 


赤瀬川原平さんを偲んで。。。


 

 

芥川賞作家であり、前衛芸術家であり、路上観察家である、

赤瀬川原平さんが、11月26日に亡くなられました。

心よりご冥福をお祈りします。

 

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私が赤瀬川原平さんを知ることになったのは、

「トマソン超芸術」が、世に知られるようになって。。。

 

被写体が芸術なのか、出来上がった写真が芸術なのか、

そんな疑問を持ったから。

 

そこにあるものを切り取っただけではなく、

切り取り方、記録の仕方にこだわりを感じたんです。

 

 

 

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切り取りに使ったカメラの数々を紹介した

赤瀬川原平のカメラコレクション

「中古カメラウイルス図鑑」が、私のバイブルとなりました。

 

自分がコレクションしているカメラが、

その中で紹介されているということは、

写真の出来を、カメラのせいには出来ないことを知る。

 

つまり、切り取り側のセンス次第ということ。。。

 

磨けるものならなんとかして、そのセンスを磨きたいと

強く思うようになりました。

 

 

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赤瀬川原平さんの、様々なエピソードの中に、

いや、エピソードではなく実際に作品なんですが、

「宇宙の缶詰」というのがあります。

 

内側にラベルを張った缶々を作り、

それを宇宙全体を梱包したと称するのです。

 

確かに、密閉された缶の外は全て宇宙ですから、

缶の中を主体とすれば、宇宙を梱包したと言えるというわけです。

 

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さて、路上観察隊を気取って、

トマソン写真でも撮りに行こうかな。

 

どのカメラを持って行こうか?

 

赤瀬川原平さんが梱包したまま置いていったこの宇宙に、

ときめく日常風景を探してみます。

 

 


アラジンの季節


 

 

木枯らし1号もやって来て、

この週末は冷え込むらしい。

 

そうなるといよいよ、アラジンの季節。

 

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このノスタルジックなスタイルが人気で、

近頃、新品でも手に入るようになったアラジンストーブ。

 

でも、我が家のアラジンは35年も前のもの。。。

それなりにメンテナンスが必要です。

 

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アラジンの特徴は、何と言ってもこのブルーフレーム。

ところが、カーボンの付着等で、このように、

炎が赤くなる部分が出てくることがあります。

 

そこで定期的に、芯の掃除をしますよ。

 

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まず、本体の筒を倒します。

 

センターの網の部分を外して、

芯をゆっくり上げていきます。

その時に、芯の長さのバランスや、

カーボンの付き具合を観察しておきます。

 

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専用のスクレイパーを芯の上にセットします。

目星をつけていた部分を積極的に削りながら、

それでいて、まんべんなく揃えていく感じで回転させます。

 

これが、なかなか気持ちよくカーボンが取れる。

 

かと言って、あんまし削ると芯がどんどん減って

寿命が短くなりますね。

 

 

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綺麗に揃ったら、このように美しい

ブルーフレームの復活です。

 

氷河期の氷の奥の青に似た炎が、

陽だまりのような暖かさを生む不思議。

 

 

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ファンヒーターと違って、ほぼ無音ですから

BGMの邪魔にならない所も良いですね。

 

湯たんぽの湯を沸かすのにも、重宝します。

 


大人のおもちゃ箱


 

 

実はこれ、とあるスーパーの催事場で開かれていた、

刑務所作業製品即売展で売られていたものです。

 

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杉の木で出来ていて、とてもいい香りがします。

大きさは、300X400X300(タテ、ヨコ、深さ)

 

左右に、麻ロープの取っ手が付いています。

 

ニスなどは塗られておらず、

ナチュラルで良い手触りですよ。

 

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ふたを開けると、杉の良い香りが、

一段と強く立ち昇ります。

 

飾り気はないけど、丁寧に作られています。

 

 

 

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このまま、スツールとしても使えます。

シンプル故に、安定しています。

 

 

 

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さてこれは、もっぱらキャンプ用品の

運搬箱兼保管箱として、絶賛活躍中。

 

 

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不思議な偶然で、コーナンラックとサイズがぴったし。

 

キャンプサイトでは、このままセッティングできて便利です。

 

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ステンシルペイントと、消しゴムハンコで、

オリジナルマークもバッチシ^^

 

かなり気に入って、もう一つ欲しく、

あの催しがどこかで開かれないか、

気にしているところです。

 


Jeep マルチツール


 

 

Jeepグッズのニューアイテム追加。

またまた、ついつい、ポチってしまった。

 

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プライヤータイプの、マルチツールです。

 

この手のツールでは、レザーマンというのが本家本元で、

それに比べると、かなり大雑把な作りです。

 

まあ、実用にはこのくらいのサイズが使いやすいかも。。。

 

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広げると、このようなプライヤーになります。

この状態で全長が16cmほど。

 

グリップの付け根に、コイルばねが仕込まれていて

通常は、このように開いています。

 

 

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グリップの中には、このように様々なツールが隠れています。

 

メインブレード、マイナスドライバー大、マイナスドライバー小、

やすり、スケール、鋸刃付きブレード、缶切り、栓抜き、などなど。。

 

全体がステンレス製。

グリップは、チタン色に仕上げられています。

 

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これの最大の特徴は、グリップ内のアダプターに

ビットを取り付けられること。

 

これによって、プラスドライバーやマイナスドライバー、

あるいは六角レンチとして使えます。

 

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便利そうですが、実際に出番はあるかどうか・・・^^

 

まあ、Jeepのロゴがあるので、

コレクターとしては、一応納得しています。

 

 

 


Canon demi EE17


 

 

オリンパスは「Pen」というハーフサイズカメラで

一世を風靡しました。

 

そして、ハーフサイズカメラのブームがやってきて、

各社、ハーフサイズカメラを売りだします。

 

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キャノンから出たのが「Demi」1963年のことです。

デミタスコーヒーのデミです。

洒落たネーミングですね。

 

大きさは、今のミラーレス一眼くらいです。

 

 

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オリンパスのペンシリーズは、フィルム巻き上げがノブ式で、

使い捨てカメラのように、ギアを巻き上げるものでしたが、

このデミは、レバー巻き上げで、

一つ上のシステムを採用しています。

 

ストロボを取り付けるためのレールは付いていますが

接点はなく、左側にドイツ式接点が備わっています。

 

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底部には、電池室のふたが見えますね。

ここにH-Dタイプの水銀電池を入れると、

C-dsによる測光で、シャッター速度優先で自動露出撮影ができます。

 

電池室の横の黒いダイヤルで、

フィルム感度設定ができるようになっています。

 

感度は25~400の範囲です。

 

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F=1.7という、明るいレンズが特徴です。

1.7~16の範囲で調整できます。

 

シャッター速度は、B,8~500。

電池が無くても、マニュアルで撮影することができます。

 

各部のデザインも今に通用するモダンなもの。

細部のメッキなども40年たった今も綺麗なままです。

 

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全体に、角が丸められていて

手触りがよく、操作感も自然です。

 

こんなデザインのデジカメがあったら

きっと売れると思うんですが、いかがでしょう?

 


カイツブリのその後。。。


 

 

カイツブリの様子を見に、溜め池へ行ってみました。

 

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カイツブリは、渡り鳥ではないので、

餌さえ確保できれば、住み着いているはず。。。

 

この池は、以前は鯉の養殖などもされていて、

今も、そこそこの数の鯉の魚影が見えます。

 

また、亀も結構な数頭を出している。

 

そして、ウシガエルの声も、響いている。

 

つまり、食物連鎖はキープされていて、

住みにくい環境ではないようです。

 

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カイツブリは3羽確認できましたよ。

もう冬毛になっているようで、

親鳥雛鳥それから雄雌等の区別がつかない。

 

 

 

 

 

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しばらく眺めていると、青鷺がやってきた。

 

カイツブリは、特に驚くこともなく、

いや、逆におこぼれでも頂こうかと、

近くに寄っているようにも見えましたよ。

 

たぶんどちらも、小さな魚やザリガニなど、

同じようなものを餌にしているのでしょう。

 

取り逃がしたものを、潜って頂こうとしているようです。

 

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どんどん埋め立てられて、少なくなった溜め池ですが、

こうして眺めていると、時間を忘れます。

身近に、こんな自然の宝庫があることに感謝です。

 

 


手漉きはがき作り体験


 

 

わが街のとある大手製紙会社。

そこの文化祭に潜入してきました。

 

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手漉きはがきを作る体験コーナーがあったので、

すかさず体験してきました^^

 

体験会場は、その製紙会社が

検査や試験をしている部屋です。

 

様々な試験装置や、検査器具が並んでいる、

理科の実験室みたいなところです。

 

普段は、そこで検査業務などをしておられる方が、

今日は先生となって、葉書き作りを指導してくれます。

 

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先ずは、溶かしたパルプを検量して、

型の中に流し込みます。

パルプの量は400CCでしたよ。

 

そこに、切り紙の小さな模様を並べます。

 

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はい!これでもうデザインは出来上がり。

後は、徐々に水分を絞っていきます。

 

ガーゼで挟んで、スポンジの上に置き、

両手で押さえて絞ります。

 

しかし、これではまだまだ湿ったまま。。。。

 

 

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そこで、ここに有る試験装置を使うのです。

 

油圧を使った圧縮装置や、

小型のドラムドライヤーなどを使って、

ハガキを乾燥します。

 

 

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さあ、ハガキが出来ましたよ^^

なかなか手作り感の有る、ハガキでしょう?

 

 

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これは、牛乳パックを使った手作りハガキなどに

応用が効きそうですね。

 

押し花や、もみじなどを入れてみても面白いでしょうね。

 

 


障子の張り替え


 

 

小春日和の休日は、思い切って障子の張り替え。。。

 

前回6枚替えた時、続けて次々替えるつもりが、

早、1年半も経ってしまいました。

 

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さあ、思い切って今日も4枚替えますよ。

先ずは、古い障子を剥がすわけですが、

ここは思い切って、シャワーをザブザブとぶっかけます。

 

寝かせた状態で、水が貯まるほどかけますよ。

 

十分水が浸透したら、今度は立てかけます。

 

 

 

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障子紙の上の方から、ゆっくりと剥がしていきます。

剥がした障子紙を丸めながら

ロールダウンしていく感じ。。。

 

糊が緩んでいたら、水を含んだ障子紙の自重で

どんどん剥がれていきます。

 

紙が剥がれたら、次は桟の埃を拭き取ります。

 

 

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次は、一旦乾燥です。

 

乾燥している間に、ホームセンターで障子紙を入手。

 

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アイロンで貼るタイプも有りますが、

今回も、前回同様 糊で貼るタイプを購入しました。

 

障子紙以外に、糊を購入。

その他、長めの定規とナイフも準備します。

 

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糊はチューブ入りで、

ノズルが障子の桟に沿って動かせる、

ガイド付きになっています。

 

糊を押し出しながら、桟に沿って滑らすと

いい具合に糊が出る仕組みです。

 

 

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糊が塗れたら、いよいよ障子紙を張ります。

 

付属の仮止めテープで、最上段にヘリを固定し、

下に向けてロールダウンしていきます。

一番下まで来たら、ナイフで適当に切って

仮止めテープで固定します。

 

その後、糊を塗った桟の部分を抑えて密着させ、

暫く乾燥します。

 

 

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さて次は、余分な部分のカットです。

定規を当てて、ナイフでカットしていきます。

 

この時、長めの定規があると作業がし易く、

しかも綺麗に出来上がります。

 

 

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ハイ完成!

え??渋い雰囲気の部屋ですって?

そう、これは親爺の住居なんですよ。

 

親爺は、最近まで喫煙していたので、かなり黄ばんでいましたが

すっかり明るい部屋になりました。

 

気が早いようですが、正月の準備の始まりというところです。

 

 

 

 


DUNLOP・ドーム型テント・R910


 

 

子供が小さかった頃使っていたテント。

 

愛犬ジャムが我が家に来てからは、

キャンプはロッジ使用に変わっていって、

ずっと使ってないテントです。

 

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久しぶりに、外で張ってみることにしました。

 

 

オートキャンプが前提なので、かなりの重さです。

大きさは、床面が300X300cm。高さが185cm。

 

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ポールはアルミ製。

中に通っているゴムコードが朽ちているかと思ったんですが、

意外にも、まだ健在でした。

 

全部で10本のポールを組み合わせて骨組みを組みます。

 

 

 

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これがテント本体と、フライシート。

 

テントは、グランドシートと一体型で、

ポールにぶら下げて設営します。

 

フライシートは骨組みの上にかぶせてセットします。

 

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これがテントをぶら下げた状態。

 

入り口は、細かなメッシュで、ちょうど蚊帳のようです。

 

また、天井部分も開閉出来るようになっていて

通気性を確保しています。

 

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フライシートを被せたら、こんな感じ。

 

2箇所の入り口がイエローで、ツートンカラーです。

 

黄色い部分は、ペグダウンすると前室として使えます。

 

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お隣のチョッパー君が遊びに来ました^^

 

20年以上前のテントですが、

ベタつきもなく、まだまだ使えそうです。

 

とりあえず、家の前でプチ家出して、

テント泊してみようかな?

 

誰か遊びに来ませんか?^^