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SIGMA MIRROR-TELEPHOTO 600mm f/8


 

 

先日手に入れたCONTAXにフィルムを入れようと、

近所の「カメラのキタムラ」へと出向いた。

 

よせば良いのに、ついつい、

同じ建屋の中にあるハードオフを覗いた。

 

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そして、こいつと目が合ってしまった。

ジャンク品として、超格安で並んでいる。

 

一目見て、反射式の望遠レンズだとわかったけど、

マウントが、どこのメーカー向けかわからない。

 

そこで、店員さんに、ショーウインドーを開けてもらって

確認してみると、キャノンのFDマウントだ。

 

これは連れて帰らないと後悔する。

 

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ミラーレンズってどんなレンズ?

ガラスの屈折によって光を曲げるのが

一般的な写真レンズなのに対して、

反射鏡を使って光を集めるのがミラーレンズ。

 

普通の望遠レンズに比べ、全長が短くコンパクト。

そして、比較的値段が安い。

 

しかし、絞りが変更できないとか、

画質が あんまり良くないというデメリットもあります。

 

 

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さっそく撮ってみよう。

まずは、ニコンのV1にキャノンFDマウント用の

変換アダプタを取り付ける。

 

これがあれば、キャノンの古いレンズが、

ニコンのデジカメで使えるわけ。。。

 

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コンパクトなミラーレスに、

600mmのレンズは、やたらアンバランス。

そこがまた良いんだなぁ^^

 

 

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うまい具合に、今夜は満月。

(この記事は11月14日に書いてます)

 

それが、我が家の居間の東向きの窓から、

今まさに、写してくれとばかりに登ってます。

 

窓辺に三脚立てて、狙ってみますが、

当然、オートフォーカスではないので、

ピント合わせが難しい。

少しずつ、ピント位置を変えながら

何枚も撮ってみました。

 

一応こんなのが撮れましたよ^^

 

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シャープさには欠けますが、

なかなかの映像でしょう。

ニコンV1は、センサーが1インチ。

35ミリカメラに換算すると、

レンズの焦点距離が、2.7倍になるんです。

つまり、600mmレンズなら1720mmレンズを

装着したのと同じ映像になるのです。

次回はこれで、カイツブリの様子を激写してみようと思います。

 

クリックするとフルサイズで見られます↓

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CONTAX T2


 

 

久しぶりに、カメラが増えました。

しかも2台。

 

従妹が、もう使ってないからと譲ってくれました。

 

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なんと、CONTAXが2台です。

1台はS2。もう1台は TVS。

平成になってからのフィルムカメラです。

 

どちらも、高級感が漂ってます。

実際に手に取ってみると、

作りの良さが指紋を通して伝わってきます。

 

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さて、今夜はT2のほうの紹介をいたしましょう。

 

このカメラ、本来はレンズが沈胴式で、

電源を切るとレンズがボディーに収納される仕組み。

 

今でこそ、コンパクトデジカメでは当たり前の機構ですが、

この当時は、画期的だったんです。

 

この当時って?

1990年、(平成2年)の発売ですよ。

 

で、この躯体はレンズが格納されないらしいのです。

ま、電池が入ってないので、

その不具合が、どの程度重傷かは確認できていません。

 

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レンズは、カールツァイスのT*ゾナー。

38mm、f=2.8。

レンズ構成は、4群5枚、7枚羽絞り。

 

 

 

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右手親指が当たる部分に、フォーカスダイヤルがあり、

これが電源スイッチも兼ねています。

 

オフの状態から、ワンクリックでAFモード。

さらに回すと、マニュアルフォーカスモードになり、

手動でピント合わせが出来ます。

 

その横のスイッチは、電子式セルフタイマーです。

その向こう側がシャッターボタンで、

なんと、サファイヤが使われていますよ。

 

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サファイヤといえば、このファインダーも

サファイヤガラスが使われています。

ボディーはチタン製。

もう!どんだけ贅沢なカメラでしょう!

 

我が家のポンコツカメラは、70台を超えますが、

これほどの高級機は初めてのコレクション。

棚のレイアウトが、微妙にアンバランスで

悩ましいことになってます。

 

 

 


SNOW PEAK・ティピーテント


 

 

スノーピーク製のティピーテントなんて

聞いたことがないでしょう?

 

これがそれです。

 

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大きさは、一辺が30cmの正方形。

 

人が寝れるテントではありません^^

 

極太デニールのナイロン製。

それが封筒状になっています。

 

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封筒の口は、内側がマジックテープになっています。

このマジックテープが、雄雌混合タイプで、

どの面でもくっ付くようになっています。

 

封筒を広げながら、マジックテープを縦にくっ付けますよ。

 

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すると、こんなティピーテント型になって自立します。

 

この姿が、なんとも愛らしい^^

 

使わない時はペッタンコなのに、

使う時は、目一杯立体化するギミックも素敵です。

 

 

 

 

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三角窓の部分は開閉式。

角がマジックテープで止まるようになっています。

 

アウトドアで使うなら、キッチン周りの散らかりがちな

小物の整理に良いですよ。

 

アルミホイルや、キッチンペーパー、調味料など、

なんでもかんでも、とりあえず放り込んでおけば、

スッキリ片付きます。

 

また、就寝時には腕時計やヘッドランプ、

懐中電灯や、スマホの充電器などなど、

テント内で寝袋の間に隠れそうなものを入れておけば、

いざという時、すぐ見つかるし、

翌朝の撤収時も、片付けが楽です。

 

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インドアでも、こうしてティッシュケースとして活躍。

飛び出したティッシュが、

テントから立ち昇る煙みたいでしょう?

 

こんなスグレモノなのに、もう廃版で再販の気配もなし。

もしも気に入ったら、記事をシェアして、

スノーピークさんに声を届けてみようじゃ

あ~りませんか。

 

 


デジアナポラロイド写真のススメ


 

 

デジタルとアナログのコラボで、

ポラロイド写真を作るというアイデア。

 

ふと思いついたので、やってみました。

 

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きっかけは、観光地にある顔出し。

 

例えば、金毘羅さんなら、

森の石松の顔の部分の穴から顔を出して、

記念撮影をする、あれですよ。

 

今時、そんなのするのかなと思いきや、

スマホやデジカメで、みんな手軽に写真が撮れるから、

この顔出しが、どこでも人気なんですね。

 

そこで、ポラロイド写真の枠を作って、

顔出しみたいにしてみたらどうかなと、思った次第です。

 

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文房具屋で、上質紙の桐、極厚というのを買ってきました。

 

これを切って、ポラロイドの枠になる部分を作ります。

 

私は、このブログのために毎日、

写真にポラロイド風の枠をつけていますが、

それをアナログでやってみようというわけです。

 

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さて、枠が出来たら

切り取りたいものの前に枠をかざして、

それをデジカメで写真に撮ります。

 

出来上がった写真は、

大きなポラロイド写真を

持っているようにも見えるでしょう?

 

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片手でデジカメを持って、

片手で、この枠を持って、

試しにいろいろ切り取ってみました。

 

だいたいイメージ通りになってきたぞ。

 

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今夜は、こうしてひとりで家の中をいろいろ

切り取ってみましたが、

例えば、この枠を持った人が、

顔だしのように枠から顔を出して、

それを写真に撮るとか・・・・。

 

アウトドアなどの楽しいイベントを、

この枠を使って、スナップを撮っておけば、

一味違った記録が作れそうな気がするんですが・・・。

 

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もうひとひねり、工夫したいところですね。

 

応用すれば、例えば七五三の写真や、

それこそ、年賀状の写真などにも

使えそうな気がするんですが、いかがでしょう?

 

もう少し、練ってみます^^

 


熊岡のカタパン


 

 

今年は、四国88か所霊場ご開創1200年だそうです。

 

それに因んでというか、乗っかってというか、

出かけた先々の、近くの霊場へお参りしています。

 

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特に敬虔な仏教徒というわけではないですが、

一応代々真言宗であります。

 

お大師さんの足跡を偲びながら、

納経帳に、ご朱印をいただきながら、

折りにつけお参りするというスタンスです。

 

お大師さんご生誕の地である善通寺に行きますと、

その参道わきに、行列のできる老舗菓舗がありますね。

 

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店構えもノスタルジックなら、

店内のガラスケースも、これまたノスタルジック。

 

売ってるおばちゃんの割烹着姿がまた、

絵になっている。

 

 

 

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売られているお菓子はすべて量り売り。

そのお菓子の姿もノスタルジック。

 

すべてが、統一された方向性で纏まっているので、

まるで、映画のセットのようですよ。

 

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さて我が家は今回、3種類のお菓子を買いましたよ。

この紙袋も、ノスタルジックでしょう^^

トータルコーディネートですね。

 

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これは、そばボーロ。

サクサクで、口の中でとろけます。

 

 

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そしてこれは、へそまん。

この姿かたちが、もれなく微笑みを生むという

ほのぼのしたお菓子です。

 

 

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そして なんと言っても、忘れてはいけない

こいつが超人気の「石パン」です。

 

とにかく硬い。

 

肉食系の人も、いきなりは絶対噛めない。

キャンディーのように 口に放り込んでも、噛み砕けなくて、

誰もがしばらく、間抜けな顔になる優れもの^^

 

硬いお菓子選手権大会があれば、きっと必ず

日本一に輝くと思うんですが、いかがでしょう?

 

 


赤瀬川原平さんを偲んで。。。


 

 

芥川賞作家であり、前衛芸術家であり、路上観察家である、

赤瀬川原平さんが、11月26日に亡くなられました。

心よりご冥福をお祈りします。

 

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私が赤瀬川原平さんを知ることになったのは、

「トマソン超芸術」が、世に知られるようになって。。。

 

被写体が芸術なのか、出来上がった写真が芸術なのか、

そんな疑問を持ったから。

 

そこにあるものを切り取っただけではなく、

切り取り方、記録の仕方にこだわりを感じたんです。

 

 

 

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切り取りに使ったカメラの数々を紹介した

赤瀬川原平のカメラコレクション

「中古カメラウイルス図鑑」が、私のバイブルとなりました。

 

自分がコレクションしているカメラが、

その中で紹介されているということは、

写真の出来を、カメラのせいには出来ないことを知る。

 

つまり、切り取り側のセンス次第ということ。。。

 

磨けるものならなんとかして、そのセンスを磨きたいと

強く思うようになりました。

 

 

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赤瀬川原平さんの、様々なエピソードの中に、

いや、エピソードではなく実際に作品なんですが、

「宇宙の缶詰」というのがあります。

 

内側にラベルを張った缶々を作り、

それを宇宙全体を梱包したと称するのです。

 

確かに、密閉された缶の外は全て宇宙ですから、

缶の中を主体とすれば、宇宙を梱包したと言えるというわけです。

 

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さて、路上観察隊を気取って、

トマソン写真でも撮りに行こうかな。

 

どのカメラを持って行こうか?

 

赤瀬川原平さんが梱包したまま置いていったこの宇宙に、

ときめく日常風景を探してみます。

 

 


アラジンの季節


 

 

木枯らし1号もやって来て、

この週末は冷え込むらしい。

 

そうなるといよいよ、アラジンの季節。

 

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このノスタルジックなスタイルが人気で、

近頃、新品でも手に入るようになったアラジンストーブ。

 

でも、我が家のアラジンは35年も前のもの。。。

それなりにメンテナンスが必要です。

 

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アラジンの特徴は、何と言ってもこのブルーフレーム。

ところが、カーボンの付着等で、このように、

炎が赤くなる部分が出てくることがあります。

 

そこで定期的に、芯の掃除をしますよ。

 

2014-10-31

 

まず、本体の筒を倒します。

 

センターの網の部分を外して、

芯をゆっくり上げていきます。

その時に、芯の長さのバランスや、

カーボンの付き具合を観察しておきます。

 

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専用のスクレイパーを芯の上にセットします。

目星をつけていた部分を積極的に削りながら、

それでいて、まんべんなく揃えていく感じで回転させます。

 

これが、なかなか気持ちよくカーボンが取れる。

 

かと言って、あんまし削ると芯がどんどん減って

寿命が短くなりますね。

 

 

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綺麗に揃ったら、このように美しい

ブルーフレームの復活です。

 

氷河期の氷の奥の青に似た炎が、

陽だまりのような暖かさを生む不思議。

 

 

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ファンヒーターと違って、ほぼ無音ですから

BGMの邪魔にならない所も良いですね。

 

湯たんぽの湯を沸かすのにも、重宝します。

 


大人のおもちゃ箱


 

 

実はこれ、とあるスーパーの催事場で開かれていた、

刑務所作業製品即売展で売られていたものです。

 

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杉の木で出来ていて、とてもいい香りがします。

大きさは、300X400X300(タテ、ヨコ、深さ)

 

左右に、麻ロープの取っ手が付いています。

 

ニスなどは塗られておらず、

ナチュラルで良い手触りですよ。

 

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ふたを開けると、杉の良い香りが、

一段と強く立ち昇ります。

 

飾り気はないけど、丁寧に作られています。

 

 

 

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このまま、スツールとしても使えます。

シンプル故に、安定しています。

 

 

 

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さてこれは、もっぱらキャンプ用品の

運搬箱兼保管箱として、絶賛活躍中。

 

 

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不思議な偶然で、コーナンラックとサイズがぴったし。

 

キャンプサイトでは、このままセッティングできて便利です。

 

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ステンシルペイントと、消しゴムハンコで、

オリジナルマークもバッチシ^^

 

かなり気に入って、もう一つ欲しく、

あの催しがどこかで開かれないか、

気にしているところです。

 


Jeep マルチツール


 

 

Jeepグッズのニューアイテム追加。

またまた、ついつい、ポチってしまった。

 

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プライヤータイプの、マルチツールです。

 

この手のツールでは、レザーマンというのが本家本元で、

それに比べると、かなり大雑把な作りです。

 

まあ、実用にはこのくらいのサイズが使いやすいかも。。。

 

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広げると、このようなプライヤーになります。

この状態で全長が16cmほど。

 

グリップの付け根に、コイルばねが仕込まれていて

通常は、このように開いています。

 

 

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グリップの中には、このように様々なツールが隠れています。

 

メインブレード、マイナスドライバー大、マイナスドライバー小、

やすり、スケール、鋸刃付きブレード、缶切り、栓抜き、などなど。。

 

全体がステンレス製。

グリップは、チタン色に仕上げられています。

 

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これの最大の特徴は、グリップ内のアダプターに

ビットを取り付けられること。

 

これによって、プラスドライバーやマイナスドライバー、

あるいは六角レンチとして使えます。

 

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便利そうですが、実際に出番はあるかどうか・・・^^

 

まあ、Jeepのロゴがあるので、

コレクターとしては、一応納得しています。

 

 

 


Canon demi EE17


 

 

オリンパスは「Pen」というハーフサイズカメラで

一世を風靡しました。

 

そして、ハーフサイズカメラのブームがやってきて、

各社、ハーフサイズカメラを売りだします。

 

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キャノンから出たのが「Demi」1963年のことです。

デミタスコーヒーのデミです。

洒落たネーミングですね。

 

大きさは、今のミラーレス一眼くらいです。

 

 

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オリンパスのペンシリーズは、フィルム巻き上げがノブ式で、

使い捨てカメラのように、ギアを巻き上げるものでしたが、

このデミは、レバー巻き上げで、

一つ上のシステムを採用しています。

 

ストロボを取り付けるためのレールは付いていますが

接点はなく、左側にドイツ式接点が備わっています。

 

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底部には、電池室のふたが見えますね。

ここにH-Dタイプの水銀電池を入れると、

C-dsによる測光で、シャッター速度優先で自動露出撮影ができます。

 

電池室の横の黒いダイヤルで、

フィルム感度設定ができるようになっています。

 

感度は25~400の範囲です。

 

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F=1.7という、明るいレンズが特徴です。

1.7~16の範囲で調整できます。

 

シャッター速度は、B,8~500。

電池が無くても、マニュアルで撮影することができます。

 

各部のデザインも今に通用するモダンなもの。

細部のメッキなども40年たった今も綺麗なままです。

 

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全体に、角が丸められていて

手触りがよく、操作感も自然です。

 

こんなデザインのデジカメがあったら

きっと売れると思うんですが、いかがでしょう?