「食事系」カテゴリーアーカイブ

温まるお弁当


 

各地の駅弁を味わうことは、旅の醍醐味であります。

が、しかし、駅弁は基本冷たい。

 

冷めても美味しく味わえるように工夫はされていますが、

やはり、この時期は温かいほうが良いですよね。

 

DSCN7881
先日、東京から岡山までの間にいただいた弁当は、

東京たこめし。

 

この弁当は、紐を引っ張ると温まるタイプなんですよ。

 

 

 

DSCN7883
弁当箱の横から、黄色い紐が出ています。

この紐を引くと、温まる仕組みなんです。

 

どういう仕掛けなんでしょう?

 

ちょっと調べてみましたよ。

 

このヒモの先には、水の入った袋があって、

紐を引くことで、袋が破れるようになっています。

袋から溢れ出た水は、生石灰と混ざって発熱するそうです。

 

DSCN7890
生石灰は「酸化カルシウム」と言い、化学式では「 CaO 」です。

その生石灰に水を加えると激しい発熱をするという性質があるようで、

その化学反応の結果、「水酸化カルシウム(消石灰)」、

化学式では「 Ca(OH)2」 という物質になったということなのです。

 

温まり始めたところを写真に撮ろうとすると、

上の写真のように、レンズが曇ってしまいました。

 

DSCN7892

そうは言っても、本当に芯まで温まるのか??

半信半疑でしたが、なんと、ご飯はもちろんのこと、

ふっくらした蛸の足も、うずら卵も、

中までしっかり温まっていましたよ。

 

隣の席のおねいさんが、羨ましそうに見ていたので

わざとハフハフ言いながら、食べてやったのだ(笑)

 

 


和風創作料理「木庵」


 

帰省していた長女を送りがてら、

久しぶりに、倉敷まで行ってきました。

 

昼食は、蔵をリノベーションした、お洒落なお店、「木庵」。

 

JAM_3651

 

瀬戸大橋を渡ったところで、予約の電話を入れたら、

3人ならなんとか入れますとのこと。。。

 

ここは、早めの予約が必須ですね。

 

実は今、倉敷ではこんなイベントが開催されていますよ。

 

全画面キャプチャ 20140217 185704

 

倉敷市内の、66店舗が参加して、

倉敷ならではの食材を使い、

ランチの競演をしているんですよ。

 

 

さて、木庵のランチはこんな感じ。。。

 
JAM_3667

瀬戸内の魚をメインにした御膳です。

鰆の焼き物や、ハマチのお造り、

そして蒜山牛のビーフシチューなどなど、

バリエーション豊富な御膳です。

 

 

JAM_3660

 

中でも、この大玉牡蠣フライは、絶品です。

 

そして、もうひとつ、この店の売りはBGM。

 

 

 

JAM_3678

 

ピアノの生演奏を聴きながら、

食事ができるんですよ。

しかも、コーヒーとデザートも付いてくる。

 

 

JAM_3672

 

アウトレットへ攻め込む前の腹ごしらえに、

フードコートじゃちょっと寂しいと感じたら、

倉敷ランチフェアは、オススメですよ^^

 

 

 

 

 

 

 


復活!うどんの自動販売機


 

うどんの自動販売機が復活したという情報を、

フェイスブック友達から得ましたので

早速、取材に行ってきましたよ。

 

前回、消滅した時の記事はこちら

 

JAM_2601

なんと!立派な看板も新調されていますよ^^

 

以前は、業務用の製氷所が有って、

その前に、自動販売機が並んでいたのですが、その製氷所が無くなり、

そこに自販機の並んだ小屋が出来ているのです。

 

JAM_2613

うどんの自動販売機は、以前設置してあったものより

新しい機種になていますよ。

 

新しいといっても、待ち時間を表すデジタルの部分が

ニキシー管を使っているんですよ。

真空ガラスの中を放電させ光らせる一種の真空管で

この表示装置自体が、すでにレトロ感満載!

 

 

JAM_2605

 

さらに、自販機の前にはテーブルと椅子が用意されています。

天気が良ければ、岸壁に腰掛けて食べるほうが美味いのですが

悪天候の時は、これは助かりますね。

 

 

JAM_2606

 

さらに、縁台も用意されています。

 

これは、あの讃岐うどんの名店「山越」を意識しているに違いない。

 

さて、うどんを購入してみましょう。

JAM_2609

 

前の自動販売機は、縦に十個並んだランプが

上から順に点灯して、一番下が点灯すると

取り出し口からうどんが出てくるというギミックでしたが、

今回のものは、先に紹介したニキシー管が

30秒から順にカウントダウンします。

 

さて、お味の方はいかがでしょうか?

 

いい意味で、以前と変わってないようですよ。

 

ただ、湯切りにばらつきがあって、温め用の湯が残り

薄い出汁がまけまけ一杯の時があるそうですが、

どういうタイミングでそうなるかは、

もうすこし、通ってみないとわかりません。

 

もし、行かれましたらレポートをお願いします。

 

 

 

 


日生(ひなせ)のカキオコ


 

岐阜から四国中央市まで、車で帰ります。

朝8時に出発して、お昼はどのあたりかな・・?

と、ざっと計算すると、兵庫県と岡山県の境目辺り。

それじゃあ、昼飯は日生のカキオコで決まりでしょ^^

JAM_2541

 

特に渋滞などもなく、順調に走ったので

日生に到着したのが11時半くらい。

あらかじめ調べておいた、お好み焼きの「ほり」を訪ねました。

 

なんと、すでに行列ができていますよ。

平日の昼前だというのに!!

 

 

 

JAM_2569

30分ほど待って、店内へと案内されました。

大きな鉄板があって、そこがカウンターになっている。

その鉄板で、次々とカキオコが焼かれています。

全て、お店の人が焼くシステム。

我々は、その手際の良さを観賞するのみです。

 

JAM_2547

4人がけのテーブル席も、二つありますが、

そこも、出来上がったものが運ばれてくるシステムで

鉄板はもっぱら、保温用ですね。

外で並んでいるうちに、

注文を聞いてくるので、

中に入ると、出来上がりは早いです。

JAM_2557

基本的に、オーソドックスな

関西風のお好み焼きのようですね。

もちろん、牡蠣の量は半端ないです。

そして、その粒の大きさも!

JAM_2560

今回、豚のトッピングをプラスしましたが、

さらに、モダン焼きもできるようです。

その他に、牡蠣の鉄板焼きや

ごく普通のお好み焼きもラインナップされています。

JAM_2564

さあ、いよいよ焼きあがりましたよ!

 

とにかく牡蠣から出てきたスープが全体に回っていて、

コクのある美味さ!

そして、肉厚な牡蠣のトロトロ感が抜群!

 

ただ、どんどん行列が長くなっているので

とにかく急いで食べて、席を開けないと・・・。

その忙しさがまた、良いッちゃあ良いのかもしれません。

 

 

 

 

 


世界遺産登録記念・赤富士蕎麦


今夜は蕎麦屋。

地元で言うと、そば吉みたいなファミレス系チェーン店。

サガミという、名古屋が本店の店で、

東海地方中心に、近畿から関東まで展開しています。

東証一部上場している会社です。

DSCN7707

味的には、クセのない大衆的な味で、

セットメニューが充実していますね。

さて、メニューを眺めて、まず目についたのが

「世界文化遺産登録記念・赤富士蕎麦」

駿河湾産の桜海老を使っているというので

こいつを攻略してみましょう。

DSCN7709やって来たのは、どんぶりにてんこ盛りの冷たい蕎麦。

蕎麦で作った富士山の

麓辺りには、カイワレ大根が散りばめられて、

山頂付近には、白雪を模した

千切り大根がたっぷり乗っています。

 

 

DSCN7713更にその上に、桜海老のから揚げが

大量に振り掛けられていています。

 

この海老が、サックサクで美味い美味い・・・。

これだけでもおやつになる^^

DSCN7714

付け出汁はあったかい出汁で

海老天のふやけ具合がこれまた蕎麦にマッチ。

 

大衆的な蕎麦屋で、あんまり期待はしてなかったけど、

このご当地トッピングは、大当たり。

御馳走様でした。

 

 

さて、明日はいよいよ四国へ帰ります。


ベトコンラーメンをたしなむ


 

ホテル近くの、小さなラーメン屋ののれんをくぐった。

外は約零度。

あったかいラーメンで暖まりたい。

 

DSCN7699

メニューを見ていて、気になったのが

この「ベトコンラーメン」

味噌味で、辛めと言うことは分かるけど

一体どういうラーメンなのか?

ここは一発、ブロガー魂でいっとかないと・・・^^

 

 

 

DSCN7701

やって来たのは、ごく普通の味噌ラーメン。

若干、野菜が多いのか?

ネギ、ニラ、もやし、キャベツなどが見えている。

赤い唐辛子の欠片も点在している。

スープもちょっと濃いめかな?

 

 

 

DSCN7702

 

麺は、中細の弱い縮れ。

こってりスープが良く絡んでます。

さて、ズズ~っと一口すすってびっくり!

にんにくが凄く効いているあるよ!!

 

さて、食べながら取材です。

ベトコンラーメンの由来を聞いてみました。

 

なんと!名古屋や岐阜など、東海地方限定の

ご当地ラーメンだそうですよ。

 

もともと、1969年に一宮市で開業した

中華料理屋「新京」が元祖だそうです。

その店で、にんにくと辛子を効かせた

野菜炒めを乗せたラーメンをマカナイで食べていた。。。。

 

それが、裏メニューを経て、人気メニューになったそうです。

 

名前の由来は、その当時話題になった

ベトコン=「南ベトナム解放民族戦線」の

勇敢な姿からつけられたそうです。

 

 

DSCN7704

 

キャベツの芯かと思ったら、にんにくひと欠け。

いやいや、それどころか、下からどんどこにんにくが出てきた^^

 

今では「ベトコン」と言っても、知っている人は少ない。

 

説明が面倒だから、もっぱら

ベストコンデションになれるラーメンですと

答えているそうですよ。

 

いや実に、ベストコンデションになった気がします、はい。

 

 

 

 

 


「まえば」を訪ねてみる。


今年の我が家的重大ニュースを話しながら、
正月準備のために車を走らせていた。
いろいろ思い返しながら話している中で、
次女が、自転車事故で前歯を折ってしまったというのが
今年の一番大きなニュースだな、ということになった。
前歯は、無事治ったのではありますが、
もう!お願いしますよ!という親心でありますのことよ!

そうこうするうち、車は自然と「まえば」に到着していた。
久しぶりにやってきた。
何年ぶりだろう。
もう、どんなシステムだったか忘れてしまった。

でも大丈夫。
こんなに親切に、システムの説明が書かれている。
1、先ず、天ぷらコーナーへ行って、うどんの大きさを言って注文する。
小と大とジャンボがありますよ。
大体、ひと玉、ふた玉、三玉となっております。
2、続いて、うどんを温める。
湯煎のところへ行って、自分で手棒にうどんを入れ、温めます。
この時、丼にも湯を入れて温めると通っぽい^^
もちろん冷やしの場合はこのプロセスは省略。
3、天ぷらコーナーへ戻って、トッピングをチョイスする。
4、ご飯類や、ビール、ジュースもここで注文。

5、次は、出汁のタンクのところへ行って、蛇口をひねって出汁をかける。
お子様は、やけどに注意必要ですよ。
いや、大人もね。
6、さらに、ネギや生姜を乗せたら、レジに進む。
7、お金を払ったら、空いた席を探してテーブルに着く。

8、食べ終わったら、食器をレジ横の棚に運んでステージクリアです。
以上をマスターすれば、これであなたも「まえば」のスペシャリスト。
年明けうどんは、「まえば」を華麗にこなして
素敵な新年をお迎えください。


旬彩酒肴「ろここ」


弟家族と、小さな忘年会。
市役所近くの、「ろここ」という和食のお店です。
カウンターに数席、座敷に20席ほど・・・。
初めて行ったんですが、小さいけれど
感じの良い落ち着けるお店ですよ。

先ずは、瀬戸内の魚を使ったカルパッチョ。
魚も新鮮ですが、添えられたソースが中々の美味さ。
魚の味を引き立てています。

山芋まんじゅう。
面白いネーミングですが、名前に負けない面白い料理。
濃厚な山芋の中に、海老や魚の具が混ぜられていてます。
紅葉おろしが、大人の辛さで、良いアクセント。
このレシピ、盗みたいなあという一品ですが、
いろいろ謎に包まれた味ですよ^^

これはオーソドックスな、砂ずりの唐揚げ。
大好物なので、どこでもこれは欠かせない^^
鯨が無かったのは残念でした^^

生ハムのシーザーサラダ。

ブリカマの塩焼き。

イベリコ豚のステーキ。

イカの一夜干し。
そして最後に・・・・。

和風パフェろここ風^^
これを食べるために今夜だったような逸品。
バニラと抹茶のアイスに小倉が添えられ、
蜜ときな粉がかけられて、
イチゴとキウイとリンゴとパイナップルとバナナとグレープフルーツ。
さらに白玉とパイクッキー。
居酒屋メニューとは思えないこのデザート。。
これだけ食べに来ても良いくらい、カフェのようなスイーツでしたよ^^


汐さぎ庵(うさぎあん)


一目見ると、それは美術館のよう。。。
建物自体がアートしている。

友人に教えてもらって、気になっていたのですが、
ようやく行くことができました。
大通りから、一筋入り込んでいるので
ナビで行っても、周辺をぐるぐる回りましたよ。
しかも、駐車場が店から離れているので
発見するのは至難の業^^

そのぶん、発見して たどり着いたときの感動はひとしお!
そして、その期待を裏切らない外観にもう一度感動!
建物も、周辺の環境も
全てがうまくデザインされていて
入る前からワクワクです^^
店内へ入り、座敷に案内されると、
その南側には、一面のガラス窓。。。
その向こうには、溜池があってその向こうに
果樹園が広がっている。
その景色が、一つの絵画にも見えるように作られていますよ。

コンセプトは「土と畑の食堂」
讃岐の国の豊かな風土から生まれる四季折々の野菜と、
瀬戸内の周の魚を中心とした地産地消の小さな食堂。
そのコンセプトに則った、先ずは、サラダと前菜。
蛸のマリネと、紫芋のテリーヌ。
そして、地もの野菜のサラダです。
小さなグラスに入っているのは、地元醸造所の甘酒。

さて、一つのメインはあん掛けコロッケ。
コロッケは、じゃがいもが、
ほどよくゴロゴロと存在感を持っていて
大きめの豚肉が、これもゴロゴロ入っている。
あんは、生姜が効いていて
和風ながらパンチのあるソースになってます。

さて、もうひとつのメインは、讃岐和牛のステーキ。
どちらも、炙った野菜がたっぷり添えられています。
ソースは、甘め。
ここは聞き忘れましたが、もしや讃岐和三盆の流れか?
肉にも、野菜にもマッチする不思議なソースですよ。

ご飯は、玄米。
久しぶりに頂きましたが、いかにもヘルシーな味わい。
これらのヘルシーさ加減が女性にウケて、
予約さえしづらいという人気なんですね。
それでも、ランチにはスイーツも付いてくる・・・。

今日のケーキは、スポンジに醤油が入っているという。
たぶん、聞かずに食べたらそのまま気づかない程の
ほのかに香る醤油の香り。。。
いくらヘルシー志向とは言っても
食後のスイーツは、嬉しいですね^^
至福のひとときです。

お店の外観だけでなく、中の造りもこだわっていて、
器もかなりこだわっている。
ここは確かに、ギャラリーと呼んでもいいでしょう。
そして、アトリエでもあるのです。
料理も、作品づくりのこだわりが感じられますよ。

今誰かを食事にお連れするなら、
ここをまず、選びたい。。。。そんなお店ですよ^^


蕎亭はる


蕎麦のめっちゃうまい店があると、
地元アウトドアショップの店長に教えていただいたのです。

その名も「蕎亭(きょうてい)はる」
場所は西条市。
とは言っても、昔で言う壬生川。
かなり分かりづらい所にありますよ。

しかも、全くの普通のお宅。
その家一軒が丸々、蕎麦屋さんです。
昼前に行ったけど、広い駐車場が車でいっぱい。
蕎麦が無くなったら終わりなので、
みんな早めに来ているようです。
暖簾をくぐると、新蕎麦が入荷したという、
お知らせの紙が貼られていました。

出てきた蕎麦は、見るからに丁寧に打たれている。
すでに、目から美味しさが伝わってくる。。。
そして、その予感通り、
繊細でありながらコシのある風味豊かな蕎麦。
四国で食べた蕎麦の中では、
1、2を争う美味さですよ!(個人の感想です^^)
ご夫婦で営まれているということですが、
気遣いが細かく、すごく居心地が良いお店です。
まるで、親戚の家に遊びに来たような感じ。。。

蕎麦がなくなる頃を見計らって持ってきてくれる蕎麦湯が
これまたハンパなくトロリと濃厚!
蕎麦は一気に平らげたけど、
こちらはじっくり味わえるから、
蕎麦湯の方が、時間をかける感じです^^

そして、サービスで付いてくるこの蕎麦団子。
心憎い美味さです。
蕎麦もさることながら、すべてのシチュエーションが
くつろぎのひと時を生んでくれる。。。
オススメです!