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PRIMUS ETA LITE(プリムス・エタライト)


 

「ジェットボイルですね」

と、よく言われますが、ジェットボイルではありません。

 

プリムスの「エタライト」という

コンパクト湯沸かし器です。

 

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500ccのお湯を瞬時に沸かしてくれます。

 

かなりコンパクトなシステムです。

 

 

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コンロとポットは、接合部がはめ込み式で、

カメラの交換レンズのように、はめて回すと固定されます。

 

 

 

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エタパワーシリーズの共通の特徴は、

ヒートエクスチェンジャーというこのヒダヒダ。

ヒダヒダが、赤くなるほど熱を吸収して、

ポットの底を、急速に温める。

 

これが、早くお湯が湧く秘密です。

 

 

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小さなガスボンベを使うと、

背が高くなって安定が悪い。

 

そこで、大きめのスタンドが付属しています。

 

 

 

 

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実際に500ccの水が、沸騰するまでの時間を、

ストップウオッチで計ってみました。

 

グラグラと湧くまでにちょうど3分でした。

 

 

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エタライトは、バーナー部分も、ガスボンベも、

ちょうどポットに収まるんです。

 

このコンパクトさが有り難い。

 

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また、ポットはネオプレーン製のカバーで覆われ、

お湯が湧いた状態でも、グリップできます。

 

また、ハンドル部を上部に取り付けると、

ぶら下げて、お湯を沸かせます。

 

岩場など、地面が安定していない場所、

例えばロッククライミングの途中でも、

お湯が沸かせるというわけです。

 

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グリップには、このようなネジが3本。

これは、何かと申しますと・・・

 

 

 

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コンロの、風防の所にこのネジを固定すると、

五徳になるというわけです。

 

つまり、専用ポット以外でも使えます。

ジェットボイルとは、ここが大きく違う。

 

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トランギアのやかんを乗せるとこんな感じ。

違和感なく、使えますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


大学芋をレッツエンジョイ!!


 

アウトドア情報番組「Let’s Enjoy!!」のプログラムで、

エンジョイファームと言う、農業をやってみるという

番組作りをやりました。

 

その中で、採れたサツマイモを、

各自料理しろと言う指令が飛んできた!

 

 

なかなか立派なサツマイモです。

あるメンバーは、スイートポテトを、

そして、あるメンバーはスフレチーズケーキを、

さらには、干し芋も、オーソドックスに焼き芋も。。。

 

我が家は、大学芋を作ることにしました。

 

 

 

先ずは洗って、荒れている所だけ軽く皮を取る。

これをざく切りにしていきます。

まあまあ硬いので、手を切らないように慎重に。。。

 

 

 

切った端から、水にさらしていきます。

切り終わったら、水を切って

キッチンペーパーで水分を取っておきます。

 

 

深めのフライパンに油を入れて熱します。

サツマイモが8分目程浸かるくらい。

 

 

 

 

 

油の温度が、上がり切る前にサツマイモを投入。

こうすると弾かないので安全です。

 

 

中火でどんどん温度を上げていきます。

串を突き刺して、火の通りを確認します。

一番大きな芋に火が通ったらOK。

サツマイモを油から取り出します。

 

 

 

 

サツマイモの切り方にもよりますが、

結構大きくても、15分もかからないうちに揚がります。

 

油を処理したら、同じフライパンで蜜を作ります。

 

 

先ず、みりんを適量。

そこに砂糖を適量。

酢を少々。醤油も少々。

これらを混ぜながら、ぐつぐつしてくるまで熱します。

 

ぐつぐつして来たら、サツマイモを投入。

蜜を絡めながら、粘りとツヤを出していきます。

 

 

 

充分絡まって、飴状になったら器にとりだします。

ゴマを振って出来上がり。

ここまで30分ほど。

たぶん焼き芋の次に簡単なサツマイモ料理?

手軽ですが満足度が高い。

是非お試しを。。。。。

 

大学芋の名前の由来は・・・

 

帝国大学の赤門の前に

三河屋というふかしいも屋があり、

大正初期に蜜にからめたを売ったのが

大学生の間で人気を呼びこの名がついたという

 


アラジンの魔法の芋


 

 

先日、「とくしまマルシェ」で買った芋。。。

甘いさつま芋として、超有名ブランドの「鳴門金時」です。

 

 

その中でも、さらに美味しいと勧められたのが「里むすめ」

現場で、石焼き芋を売っていたのですが、

ちょうど売り切れで、

焼き上がりまでちょっと時間がかかると言われました。

 

じゃあ、買って帰って ウチで焼き芋焼こうかと

気持ち細めの芋をチョイス。

 

 

早速、アルミ箔にくるんで アラジンストーブの上へ。。。

お店の人の話では、15分位で焼きあがると。。。。。

そんなに早く焼けるんかなあ、と眺めているうちに

何やら、「プシュー」とか、「パチパチッ」とか、

いろいろ、音を立てはじめました。

そして、香ばしい香りも

隙間から漏れ出てきましたよ。

どれどれ、15分経ったけど、

どんなもんかいな?と

押さえて見ると、既に柔らかいではないですか・・。

じゃあ、開けて見ましょう。

 

 

焼き芋って、こんなに簡単に出来ましたっけ?

焚き火で焼くときは、あっち向けたりこっち向けたり、

結構、苦労したような。。。。。

中まで出来ているかいなぁ。割ってみよう。

 

 

 

どうです!この美味そうなこと!!

いや実際、甘いの甘くないのって!!

自然にこんな甘さが出るのが、不思議なほど!

 

 

 

 

 


ペグ打ち用のハンマー


 

テントやタープを張るときに、ペグを打ちますが、

皆さま、どのようなハンマーをお使いでしょうか?

 

セットで付いてくるハンマーって、

大体、ちょっと頼りないですね。

 

そこで、我が家ではこんなトンカチを使っています。

 

 

 

これは本来、大工さんが使うハンマー。

大工さんと言っても、家を建てる方ではなく、

型枠大工さん用のハンマーです。

 

型枠というのは、コンクリートを流し込む枠。

 

 

 

鉄筋コンクリートの家を作る時、

コンパネを組み立てて、

コンクリートを流し込む型を作るのが、

型枠大工さんの仕事。

 

その作業で使われるのが、このハンマーです。

 

 

ハンマーの反対側が、くぎ抜きなっています。

この部分が、ペグを抜く時に活躍します。

 

また、ペグについた泥を、

コサゲ取る時にも使います。

 

 

普通のハンマーより柄が長いので、

ペグ打ちの際、力が入りやすい。

 

既成のペグ打ちハンマーが、頼りないと感じたら、

この型枠ハンマー、オススメですよ^^


天満岬、謎池探検。


 

いよいよ今日は、「Let’sEnjoy!!」の収録日。

素晴らしい秋晴れの元、無事探検してきました。

 

 

 

きっかけは、謎の池を探索することですが、

その道中にある、手つかずの自然にも触れて、

その素晴らしさを、改めて紹介しようというもの。

 

 

 

 

 

昨日も描きましたが、全長700mに及ぶ

ロングビーチの存在そのものが、

一般にはあまり知られていません。

 

その全容は、ドローンでしっかり撮れたそうですので、

その映像が今から楽しみです。

 

 

 

 

 

干潮の時間を見計らってやってきたので、

崖を超えることなく、あっさりと目的の池まで到着。

 

そこは、鴨の群れが休んでいて、

先頭カメラがその飛び立つ様子をキャッチしました。

 

小魚はたくさん住んでいる様子が見えましたが、

大きな魚は見当たらない。。。

 

活性の高い池とは言えないようです。

 

地図で見た通りの池はあるにはあったんですが、

その池の成り立ちなどは、結局謎のまま。

いや、さらに謎は深まったという感じ。

 

 

 

まあしかし、このロングビーチは素晴らしい。

 

この浜で、しばしアウトドアコーヒーを楽しみました。

 

同行した釣り班は、これまた大漁とはいかず、

こちらも不完全燃焼でした。

 

一応、20cmほどのチヌを1匹。

10cmほどのクサフグを1匹。

 

もちろんリリースしましたが、大物が釣れたら、

アウトドア料理をする算段ではありました^^

 

 

 

 

近くの磯では、ナマコやタコが獲れるそうです。

イカ釣りらしき舟も、すぐ沖に停泊していました。

 

そうそう、集落跡を探検していると、

洗濯機が半分土に埋まった状態で転がっている。

 

 

それがなんと!ローラーで絞るタイプの、

脱水装置の付いたもの。

試しにクランクを回すと、今もローラーが回転。

なんともレトロな電化製品!

まるでタイムスリップしたようですよ^^

 


我が街最後の自然海岸を探検だ!


 

 

さて明日は、アウトドア情報番組「Let’sEnjoy!!」の収録日。

 

 

明日のプログラムは、我が街の西の端の、

海岸にある、謎の池を確認しに行くこと。。。

 

33.989888, 133.398506

 

 

 

 

地図で見ると、海岸近くに池があるんです。

自然にできた池なのか?

あるいは人工的に作られた池なのか?

 

 

 

先日、人気番組「ポツンと一軒家」で

市内の某所が取り上げられ

地元では、大変盛り上がりました。

 

それに引っ掛けて、「ポツンと池や~!!」

 

 

 

一応、先日ロケハンに行きました。

おそらくここから海岸へ下りる道があるであろう所は、

草が生い茂って、道は見えません。

 

しばらく、藪漕ぎをして前進すると、

獣道らしきものを確認。

 

 

 

さらに進むと、どんどん道は綺麗になって、

まるで遊歩道のように、歩きやすい道になりました。

 

 

明らかに、人が良く歩いている

よく踏み固められた道ですよ。

 

 

 

しばらく歩くと、海岸が見えて来た。

美しい海岸線です。

 

 

 

 

 

海岸へ出る直前の平地では、

昔の暮らしの跡が残っています。

 

 

 

 

耕運機が転がっています。

 

 

 

五右衛門風呂や、洗濯機も転がっている。

 

そんな、住居跡を通り過ぎると・・・・。

 

 

 

目の前に突然広がる美しい海岸線。

四国中央市で、これほどのロングビーチはありません。

自然のままの砂浜としては、シコチュー最後の砂浜です。

 

東へ向かって見える砂浜は、約300m。

 

 

 

西を見ると、約400m。

東西約700mのロングビーチです。

 

美しい弧を描いている、まさに風光明媚な海岸。

 

 

 

 

 

この日は満潮で、目的の池までは行けませんでしたが、

明日の収録は、干潮時を予定しているので、

きっと池までたどり着けることでしょう。

 

そして、美しい海岸の存在を

皆様にレポートできると思います。

乞うご期待^^

写真をクリックすると、大きな画像で見られます。

 


スタバとトランギア


 

 

ピクニックの楽しみは、大自然とのふれあいだったり、

ソト飯の美味さだったり、いろいろありますが、

仕上げはやっぱり、のんびりコーヒータイムといきたいものですね。

 

 

ここ最近はもっぱら、このエスプレッソマシンを使っていました。

歩いて登る山頂では、貴重な水の使用量を抑えられるので

エスプレッソは重宝します。

 

濃い目のコーヒーを、しみじみ嗜むのは

無駄に水分を摂取しないためにも有効です。

 

車横付けのデイキャンプなら、

普通にドリップコーヒーを嗜んでみましょう。

 

 

ドリッパーは、スターバックスコーヒーで手に入れた

ステンレスドリッパー

 

ペーパーの代わりに、ステンレスのネットで

コーヒーを淹れるというものです。

 

それを受けるポットが、トランギアのアルミケトル。

なんと!これが偶然にも、ジャストサイズなんですよ。

 

ドリップし終わったら、このままコンロにかけて

熱々を頂けるといわけ。。。

 

全然無関係のメーカー同士なのに、

誂えたようにぴったしとは、驚きました。

 

 

コーヒーカップは、コレールです。

山なら、ステンレスやチタンの

あるいはホーローのカップも似合いますが、

キャンプなら、それなりの雰囲気を出したいところでしょ^^

この、コレールのコーヒーカップの凄いところは

取っ手の造りにありますよ。

 

 

こうしてスタッキング出来る仕組みなんです。

4つ重ねても、大きめのマグカップサイズに抑えられます。

コレールですので衝撃にも強く、

匂い写りがなく、耐熱性にも優れている。

このコーヒーカップ、もう20年も使っているんですが

割れや欠けもなく、重宝しているんですよ。

 

 


コラプシブル コーヒードリッパー キッカーランド  


 

佐賀で見つけたちょっと良いものシリーズ。

第3弾はこれ。

 

金色の針金で出来た、幾何学的なこんな物。

妙にアーティスティックでしょう?

いったい何でしょうか?

 

 

大きさは、このくらい。

ちょうど手のひらサイズです。

 

 

 

普段はペッタンコですが・・・・

 

 

 

グイグイっと、縦に伸ばすと、

こんな形になりますよ。

 

もうお分かりでしょう?

そうです。コーヒードリッパー。

 

 

 

ペーパーをセットしたら、

このように普通にコーヒーを淹れられます。

 

収納するときは、ペッタンコ。

携帯に便利。

まさにアウトドアコーヒーのためにあるような、

オシャレなドリッパーなのでありました。

 

 

 

 

 

 


ポルトガル トースター


 

佐賀で見つけたおもろいものシリーズ。

ポルトガルでは伝統的な、昔ながらのトースター。

ギマランイスホーザというメーカーです。

 

ガスコンロ専用のパン焼きトースターです。

 

外はサクッと、中はふっくら~。

美味しく焼きあがります♪

 

魅力的なうたい文句に、つい釣られました^^

 

 

 

造りはシンプルですが、いろいろ制約があります。

使えないコンロが色々あります。

まず、温度センサー付きのコンロ。

温度センサーが働いて、消火してしまうそうです。

自動消火装置付きコンロも、火が消えて使えません。

カセットコンロも、ガスボンベが過熱して、

爆発の恐れがあるので使えません。

それから、IHクッキングヒーターも使えません。

 

 

 

キャンプ用のシングルバーナーで試してみましょう。

先ずは、弱火で30秒間予熱します。

 

 

 

 

 

 

後は、上に乗せて両面焼くだけ。

これが意外と時間がかかる。

普通にオーブントースターで焼くのと比べて、

倍ぐらいの時間がかかりますよ。

 

つまり、中まで十分熱が回っても、

表面がなかなか焦げてこないという感じ。

 

 

普通のオーブンのように、

外からどんどん焦げてくるのではなく、

中がふっくらした後で、

最後に焦げ目が着いてくるという時間差攻撃で、

香ばしくふっくら焼きあがるのです。

 

これだけ高機能で1000円未満。

家ではもちろん、アウトドアグッズの一つに、

加えて置けば朝食で活躍しそうですよ。

 

 


革製トライポッドチェア


 

佐賀の旅でゲットした物いろいろありますが、

そのうちの一つをご紹介しましょう。

 

 

 

 

折り畳んだ状態はこんな形。

bowlという、日用品セレクトショップで見つけました。

なんと、最後の一つが棚に残っていた。

 

 

bowlはこんな感じのお店。

400年の磁器の歴史ある佐賀県有田町の

川沿いの商家を改装した日常品店です。

bowl(ボウル)という店名は

形のないものごとを受けとめる

“うつわ”のようなものになりたいという

そんな意味が込められているそうです。

 

 

束ねられた3本足を広げると、

こんな形のチェアーになります。

シンプルですが、機能美に溢れてるでしょう?

 

トライポッドチェアという種類です。

 

このごっつい革が男心をくすぐる。

今まで見たどのようなトライポッドチェアより、

間違いなく丈夫に出来ています。

 

そして、革のたわみ具合が

素敵にお尻にフィット。

長時間座っても疲れません。

 

 

 

その安心感は、この丁寧な縫製や、

ちょうど良い脚の太さなど、

質実剛健な造りに由来する。

 

使い込んで、もっともっと味を出したい。

そんな道具としての良さがにじみ出ています。