それは、言ってみれば町工場。
でも、敷地内の緑地は庭園と呼べるほど
丁寧に手入れされています。
工場の東側に、約100本の緋寒桜が植えられているのですが、
会社のご好意により、一般に開放されているんですよ。
そしてその緋寒桜が、まさに見頃を迎えています。
場所はというと、丹原ICから車で5分ほど。。。。
ちょうど、西山興隆寺の川下に下ったところにありますよ。
最近、マスコミでも紹介されて、
多くの見物客で賑わっていました。
40年ほど前に、工場が設立された際、
先代会長宮田実之さんが、
「近所の人が花見に訪れる工場にしたい」
と、願って植裁したのが始まりだそうです。
鉄鋼所の、メカニックなイメージと
ほんのり暖かな桜のイメージの
コントラストが、なんとも素敵です。
今年は、例年より開花が遅かったそうで、
今ちょうど、満開から散り始めにかかったところ。
水溜まりに浮かんだ、桜の花びらも
不思議な模様を作って、目に楽しいですよ。
人間は昨日からの木枯らし再来に、
震え上がっていますが、
桜の花は、まるで体温があるかのように
周辺を明るいピンクに染めています。
いよいよソメイヨシノの開花も近いですよ。
さあ、大人の修学旅行計画、
準備開始ですね。