ポーレックスのコーヒーミルは素晴らしい。
通常サイズは家用として、
ミニサイズはアウトドア用として、
それぞれ、活躍してくれています。
ただ、このハンドル部分の穴が、
毎日使っているうちに摩耗して、
穴が大きくなり、抜けやすくなってしまうんです。
現在販売されているものは、
この部分の形状が改良されて、
摩耗しにくいようになっているようです。
かなり、要望があったんでしょうね。
本来は、5角形の穴が開いていて、
5角形のシャフトにハマるようになっています。
この、5角形の穴が、だんだん大きくなり、
豆を挽いている間に、何度もすっぽ抜けるのです。
そこで、抜けやすくなったら、
ハンドルの穴の部分を、ハンマーで叩いて、
穴を小さくして、抜けにくくするというワザがあります。
写真のような、小ぶりな金床があると便利ですよ。
金床に、穴の部分を当てておいて、
ハンマーでコツコツ叩きます。
叩くと、ハンドルのその部分が
薄く伸びながら、穴を小さくしていきます。
時々軸に合わせてみて、
ちょっときつくなるくらいまで叩きます。
仕上げに、小さなやすりを使って、
穴の形を整えます。
これでまたしばらくは、スポスポ抜けずに
豆を挽くことが出来ますよ。
いつもはここまでなのですが、
今回は、ハンドルに焼きを入れてやろうと思います。
バーナーで、ハンドルの穴の部分を焼きます。
赤くなるまでしっかり熱しますよ。
しっかり焼けたら、
即座に冷水に漬け込みます。
急激に冷やすことによって、
ハンドルの硬度を上げようという訳です。
これで、少しでも摩耗する時間を稼ごうと思います。
軸に入れてみると、かなりしっかりハマりました。
さて、どの程度硬化したかは、
使ってみないとわからない。
少しは時間稼ぎが出来るのではないかな?
また、おいおいレポートいたしましょう^^